日本では「マンチカール」とも呼ばれているキンカローは、アメリカンカールとマンチカンをミックスした交配種となっています。
1994年頃には、アメリカ人により作出が始まったばかりの新しい猫種となります。
名前は変わっているのですが、とても愛らしい原産国のアメリカでは高い人気となっています。
日本での人気も上がってはいるが、まだ新しい猫種のため飼育数は少ないのが現実となっています。
性格
キンカローは、とても賢い犬のような性格とされています。
飼い主とのスキンシップの中ではしつけを理解したり、犬のように投げたおもちゃを取ってくるといった遊びができるようになることもあるのです。
愛らしい見た目とは相まって、一緒にいる時間が楽しくできます。
明るく人懐っこくて、小さい子供から他の動物を警戒したり人見知りをしたりすることはほぼないです。
社交性が高く、攻撃的になることも少ないです。飼い主とのスキンシップがとても大好きな猫です。
スキンシップ不足はストレスもとになるリスクがあるのでたくさんブラッシングや遊んだりしてあげてください。
特徴
キンカローは、アメリカンカールの魅力であるカールした耳と、マンチカン特有の短い足が特徴的となります。
被毛から長毛まで、個体によっては異なります。
一般的には体長はがっちりとした短めで、尻尾の方が長い個体もいます。
短い足からは想像できないくらい運動神経がよくて、とても走るのが速いです。
生まれたばかりのキンカローの耳はカールしてないことがほとんどですが、生後約2週間頃から耳はカールしながら成長していくのです。
被毛はシルクのようにすべすべで、カラーはオレンジ・クリーム・グレー・ブラック、これらの毛色のタビーなど多くの毛色があるのです。
歴史
キンカロー(マンチカール)は、1990年代中頃、テリー・ハリス氏によりマンチカンとアメリカンカールを交配して誕生しました。
しかし、歴史が浅いため、様々な品種の特徴などの統計がとられている最中です。
主要な血統登録機関であるTICAには実験的な種類としては認定されています。「キンカロー」は英語で「kinky:縮れた」と「IowLegs:短い足」から名付けられたと言われています。