性格
繊細で怖がりな一面があるのですが、来客などには人見知りをしますが、家族に対しては愛情深く従順で、賢くてしつけやすい猫で、鳴き声も小さいです。
特徴
筋肉質で身体能力が高く、時速48キロ以上で走ることができます。
このスピードの秘密は、チーターと同じように脇腹から膝裏にかけてヒダが発達しており、歩幅を最大限に広げることができます。
また、アーモンド型をした淡いグリーンの目の周りにはくっきりとしたアイラインが入っており、額には「スカラベ・マーク」と呼ばれるM字型の模様が浮かび上がることがあります。
歴史
ピラミッド・と古代エジプトの壁画にエジプシャンマウによく似たスポット(斑点模様)の猫が描かれていることや、骨格の似た猫のミイラも見つかっています。
エジプシャンマウのルーツは、古代エジプトまで遡るのではないかと言われているのです。
1953年、イタリア在住中のロシア人王女が、エジプトのカイロから1匹の猫を取り寄せ、イタリアの猫と交配させたのです。
そして産まれた2匹の子猫たちがエジプシャンマウの始まりとされています。
1957年、ロシア人王女が子猫たちを連れてアメリカへと渡り、エジプシャンマウの愛らしさはアメリカ中に広く知れ渡ったのです。
猫のヒダとは?
猫の「ヒダ」は、一般的に猫のお腹のたるみ部分、つまり「ルーズスキン」を指しています。これは、猫の皮膚が伸びてたるんだものは脂肪ではないので健康上の問題ではありません。
猫のお腹のたるみは、防御機能、素早い動き、保温などの役割があるとされているのです。
詳細
ルーズスキンとは?
猫のお腹の中心から後ろ足の付け根にかけ、柔らかいたるみがある部分を指し、触ると、たぷたぷとしています。
役割
防御機能
外敵からお腹を守るために、衝撃を吸収する役割をしています。
素早い動き
お腹のたるみがあることで、足の可動域が広がって素早い動きをします。
保温
お腹を冷やさないように、体温を維持する役割をしています。
形成
子猫~成猫につれて徐々に形成されていきます。
個体差
お腹のたるみの大きさや位置は、猫によっては異なっているのです。
太っている猫や痩せている猫など、体型は影響されないとされています。
その他
「猫の額」は、狭い土地や部屋を表す言葉で、猫のたるみとは関係はないのです。
猫のお腹のヒダは、猫の一部であり、機能的な役割を担っていますが、健康には問題はないので特に心配する必要はないです。