LATER SEQUELS SERIES #14
2025年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
Continuation from last page. 14-25 https://no-value.jp/column/120559/
先覚の協力者
XDの大型イベントの一つ。紹介が前後するがイノセントシスターの前である。 前日譚にあたるイベントとして、剛敵イベントが配信されていた為、全体としては長期のイベントとなった。配信順は以下の通り。
17/10/13~23「先覚の協力者・フィーネ」
17/11/21~30「先覚の協力者・ウェル博士」
18/01/19~31「先覚の協力者 Recapture Operation」
今回の並行世界ではシンフォギアそのものが存在せず、机上の空論として扱われている。その為、装者の存在もないが、一方で二課やリディアン、風鳴家はそのまま存在する(※風鳴家は名前のみ登場。ただし翼は生まれていない)等、和装乱舞等とも異なった世界観となっている。
時系列としては、凡そ無印の頃にあたると思われ、当時の懐かしい聖遺物も登場する。上記の通りシンフォギアそのものは存在しないが、その前身となる装備は作中にて登場。
内容はタイトル通り、並行世界に渡った装者達がフィーネ及びウェル博士と協力関係を築いていく内容となっている。 その為か、随所に一期や二期のIFらしい側面(『もしもフィーネの正体がもっと早くに分かっていたら』『もしもウェル博士の英雄願望が違うところで発揮されていたら』等)も含まれている。本イベントにおいて、装者達の専用楽曲は登場しないものの、終盤の展開は必見。
また、今作では公式で初めて(?) 「ミサイルは乗り物」である事が明言された。
同一世界での続編のイベントとして、『ティアーズ・オブ・ピースメーカー』『大火を薙ぐ剣』がある。
並行世界の風鳴弦十郎
装者達が異なる世界を渡り歩く戦いを描く、「戦姫絶唱シンフォギアXD」でも、引き続き司令として活躍している。なお、この作品では複数の並行世界の弦十郎が観測されているが、アクション以外のジャンルの映画に嵌った彼の姿を見る事が出来る。嵌った映画によって、その能力に変化が表れている。誰が呼んだか、付いたあだ名はイーブイ。
本人曰くの「男の鍛錬は食事と映画鑑賞と睡眠だけで十分」という、思い込みとやる気さえあれば、何でも出来る人という事だったのだろうか?一方で、一部の世界では殉職したと示唆される世界もある。
そして遂に「先覚」世界においては、RN式回天特機装束を得て、更にヤバイ存在になってしまった…。
まあそもそもゲームのOP映像でも、連打を繰り出すシーンが描かれていたので、暴れる気満々だったわけだが。
「片翼の奏者」の世界
ミステリー映画を好む司令。性格はほぼ同じだがミステリー映画好き。 戦闘は護身術程度しか身に着けておらず、本編世界の弦十郎の話を聞いて「本当に人間なのか?」と訝しんだ。デビュー以降のシナリオからは赤いスーツを常時着用するように。
「翳り裂く閃光」の世界
こちらも戦闘に関しては護身術程度だが、特許を取るレベルでの発明好きという一風変わった司令。
「先覚の協力者」の世界
本編と性格も人外的な武術能力も殆ど同じ。 RN式回天特機装束を装備する事で、遂にノイズと戦える事が出来てしまう様に。 ある意味最強レベルの司令。
end-of編の前日譚のイベントにて本編世界と「先覚」の弦十郎が揃うという事態が起きた。
「機械仕掛けの奇跡」の世界
『BAYONET CHARGE』から名前が言及される。 この並行世界では風鳴家を出ていき、「影護」という組織を立ち上げる。 そちらの世界の装者である、翼(Another)やクリス(Another)を鍛えており、彼女達からは「先生」と慕われていた。
しかし、2年前に大量殺戮兵器『ドゥームズデイ』との戦闘で翼とクリスに「必ず生き残って、未来を護れ」と言い残し命を落とした。 後に翼と和解した風鳴八紘にもこの事実が伝えられたが、彼は「弦は本当に亡くなったのか?」と疑問に感じており……?
「アナザー・テスタメント」の世界(仮面ライダー555コラボ)
元人間解放軍のリーダーであったが、オルフェ・ノイズとの戦闘中に行方不明になっていた。
現在は翼達を裏切り、オルフェノクの王となっている風鳴訃堂率いる、スマートブレイン側になっている。彼もオルフェノク化しており、仮面ライダーデルタの変身者として、翼達の前に立ち塞がる。 誰が言ったか、鬼に金棒、弦十郎にデルタギア。
これまでXDではあらゆる世界の弦十郎を描いていたが、悪に落ちた弦十郎はこれが初。(そもそも、今回の話を書いているのはいつもの脚本家ではなく、コラボ先の仮面ライダー555本編の脚本を手掛けた井上敏樹氏なので、これまでのコラボを含めたXDイベントシナリオの中ではかなり異質なものとなっている。)
並行世界のフィーネ
この世界線のフィーネは本イベント「先覚の協力者」の数年前にカ・ディンギルによるルナアタックを試みたものの弦十郎に阻まれ未遂に終わっている。現在はフィーネとして二課にそのまま在籍している。
この世界では装者(厳密に言えば風鳴翼)が存在せず、シンフォギアシステムが机上の空論となっている。 この為、聖遺物に関する研究が本編世界よりも遅れており、フィーネが弦十郎に敗北したのも、響とガングニールの融合症例という知見を得られていなかった、という要因が大きい。
状態としてはネフシュタンを纏ったクリスと同じで、両断されても復活する様な再生能力を持たない。
to be next page. 14-27 https://no-value.jp/column/120493/