性格
ラパーマは活発で明るい性格です。社交性も高くて、人とのスキンシップを強く求める猫になります。
特に家族には深い愛情を示すため、どの家庭にも溶け込めることでしょう。
また、犬のような猫と言われることもあるほど利口で、しつけもしやすい傾向になります。
性格は、温厚、遊び好き、甘えん坊です。 |
特徴
ラパーマの特徴と言えば、なんといっても強くカールした被毛になっています。
カールは体の一部のみと言う場合もあれば全身に広くみられる場合もあり、それぞれの個性が際立ちます。
家猫としては、のんびりとした暮らしに向いています。
ラパーマの被毛はまるで綿菓子のように細かく繊細で、息を吹きかけるとふわりとなびかせます。
強くカールしているので、一見すると固くてしっかりとした手触りと思われがちなのですが、触れた時の感触のギャップに驚かれることもたびたびあります。
ラパーマには長毛種と短毛種の2つのタイプが誕生します。
ラパーマはあまりに希少な猫ゆえに、時にはカールした被毛が手に入れが行き届いていない毛玉やもつれと勘違いされていたと言う笑い話もあるほどです。
歴史
ラパーマは1982年頃、アメリカ合衆国のオレゴン州ザ・ダルズ郊外で家猫から偶然誕生した子猫がきっかけとなりました。
この子猫は、当初は全く被毛がなかったものの、生後数か月が経ち徐々にカールした被毛が生えそろい始めて、ラパーマの特徴的である柔らかい巻き毛が生えてきました。
突然変異的な巻き毛を遺伝させるには相当な苦労がありました。
純血種としての認定は2008年と比較的最近で、まさに新種の猫となります。
日本では2000年代頃に入り猫ブームをきっかけに注目が高まったものの、あまりにも希少な猫なゆえにペットショップなどに並ぶ機会はほぼないです。
名前の由来
ラパーマの名前は、フランス語の「LaPerm(パーマがかった)」に由来しています。