性格
スフィクスは人懐っこく好奇心旺盛で非常に賢い性格をしています。
初めて会った方にも懐くほど人懐っこくて、人見知りをしなくて人間が大好きな猫です。
また子供とも仲良く遊ぶことができるので、家庭内でも問題なく飼うことができます。
スフィンクスは人懐っこいので、飼い主のことも大好きなので後ろをついて歩いてきたりと、とても従順です。
ただ飼い主のことを好きすぎて気を引こうとするので、たまに悪戯(いたずら)をしてしまうことがあります。
特徴
毛が無くツルツルとしたイメージを持たれがちなスフィンクスなのですが、実は極めて短い産毛が生えており触り心地は滑らかです。
セミフォーリンと呼ばれる猫のボディタイプに分類され、筋肉質な体を持っております。
体にはシワが寄っており、皮膚の部分に色がついています。
目はクリっとした大きなレモン型で、顔には髭(ヒゲ)はないです。体重は3~6kgと、一般的には変わらない大きさの猫です。
スフィンクスは被毛がないので抜け毛の心配がないので、猫アレルギーの方でも飼える猫となっています。
歴史
スフィンクスは1966年頃にカナダのトロントで発見された猫が元となっています。
その親猫は普通の猫でしたが、産まれた子猫の中に毛のない猫がいたのです。
その毛のない猫を中心として繁殖が始まり、同じ時代の1975年~1978年の間にアメリカやカナダで毛のない猫が見つかり、その猫たちも繁殖に使用されたのです。
繁殖に成功した毛のない猫は、古代エジプトの猫に似た容姿を持つことから「スフィンクス」と名前が付けられました。
今まで毛のない猫がキャットショーが出たりしていたが、正式には公認されなかったのです。
1980年代にスフィンクスがTICAに新しい猫種と認定されました。
名前の由来
スフィンクスと名前を聞くと、エジプトを連想する方が多いかもしれないが、実は猫のスフィンクスは1966年頃、カナダのオンタリオ州にあるトロントと言う町で産ました。
突然変異で産まれた毛のない猫は「プルーン」と言う名前が付けられて、プルーンを基に繁殖が始めたのですが、遺伝的疾患などにより数代しか続かずに途絶えてしまったのです。
その後、1970年代頃にアメリカのマークスティン夫妻が毛のない猫とデボンレックスを交配させたことがきっかけとなり、後のスフィンクスの原型が誕生したといわれたのです。
国際猫協会のTICAで認定されたのは1980年と比較的新しい猫種とされました。
またスフィンクスの名前の由来は、ルーブル美術館にあるエジプトの猫像と同じ姿勢をしていたと言う説や、エジプトの石像であるスフィンクスに似ていると言った説などが挙げられています。
ただ、猫のスフィンクスは「Sphynx」、エジプトの彫像は「Sphinx」なのでつづりが異となっています。
以前は「カナディアン・ヘアレス・キャット」と言う名前で呼ばれていたが、現在は「スフィンクス」と言う名前で定着しました。