今回は、ゴールデン・レトリーバーのかかりやすい病気や対策などについて書きます。
ゴールデン・レトリーバー:ウェイビーコーテッド・レトリーバー、アイリッシュ・セッター、後のブラッドハウンドとの交雑を何回か行い、新しい犬種ゴールデン・レトリーバーを確立した。
ゴールデン・レトリーバーの体重
メス:25~32kg
オス:30~34kg
種類

・イギリスタイプ:骨量豊かながっしりとした体格で、マズル*1は短め。毛色はゴールドやクリームなど白っぽい色をしている。
・アメリカタイプ:すらりとスレンダーな体型で、マズル長め。毛色は茶褐色のゴールドなど濃いめの色をしている。
*1マズル:鼻先から口周りまでの部分を指します。嗅覚や口の動作に重要な役割を担っています。

毛色

・ゴールド
・クリーム
・ライト・ゴールド
・ダーク・ゴールド
性格
・落ち着きがある
・聡明
・愛情深い
平均寿命
10~12歳
かかりやすい病気
・股関節形成不全:大型犬に多く、股関節の異常によって歩行困難や痛みを引き起こす。
・悪性腫瘍:ゴールデンレトリーバーは腫瘍ができやすい傾向にあり、特に血管肉腫やリンパ腫が多く報告されている。
・皮膚炎:アトピー性皮膚炎や外耳炎など、かゆみや炎症が起こる病気です。
・胃捻転:食後すぐに運動などで胃がねじれる危険がある。
・眼疾患:白内障や進行性網膜萎縮症などの遺伝性の眼疾患に注意が必要です。
・甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの分泌が不足することで起き、自己免疫疾患の原因であることが多い。
その他にも
・白内障
・解断性骨軟骨炎
対策
・定期的な健康診断:早期発見のために、年に1~2回健康診断を受けましょう
・適度な運動と食事管理:過度な運動や一気に食事を食べることには、胃捻転のリスクを高める可能性がある
・定期的な被毛の手入れ:被毛が長く抜け毛が多いため、定期的なブラッシングで皮膚トラブルを予防しましょう
・耳のケア:外耳炎を予防するために、定期的な耳掃除をしましょう
・床にカーペットなどを敷く:股関節形成不全対策のため、フローリングにカーペットや絨毯など滑らないように対策しましょう
・ペット保険の加入:高額な医療費に対応するために、ペット保険に加入しておくのがおすすめ
飼いやすさ
基本的には飼いやすい犬種です。穏やかで人懐っこく、家族や他の動物にも優しい性格で、しつけも比較的しやすいタイプである。しかし、大型犬であるため、飼育スペースや運動時間、毛のケアなど注意点もいくつかあります。運動が必要なので、毎日の散歩や遊びで運動時間を確保する必要があります。また、さみしがり屋なので留守番が長すぎるとストレスを抱える可能性があります。オスとメスで性格が異なり、オスは活発でやんちゃ、メスは落ち着いている傾向があります。
{まとめ}
今回は、ゴールデン・レトリーバーについて書きましたが、大型犬ならではの注意点としてかかりやすい病気の胃捻転や飼育スペースに6畳以上のスペースが理想など飼育が難しいんだと思いました。人懐っこい性格でさみしがり屋、子供との相性がいいゴールデン・レトリーバーは「大きな赤ちゃん」と飼い主で言ってる方もいます。自分は父親の友達がゴールデン・レトリーバーを飼っていたので時々会いに行き、癒されていました。自分でもゴールデン・レトリーバーを飼ってみたいと思いました。