まさかのパターンC

 生活をしていると想定外の事は往々にして起きる。例えば医者の診察を受ける時、この話をしたら、A褒めてくれ肯定的な言葉をくれる。Bそれは良くないと叱責される。どのようなことを言われるかなあ、と考えながら病院に向かうとまさかの「本日、先生は体調不良の為、他の先生の診察になります」などということが起きたりする。そのパターンは考えてなかったなあ・・・とまた心を整えて想定外に立ち向かう。
 私は大概、最悪の事が起きても動揺しないように極力最も考え得るワーストなパターンをいつも頭に入れて物事に臨む。しかし、良くも悪くもない考えていなかった事が起きるのが人生なんだと思う。政府が老後の資産が二千万円必要だと推定する。では二千万を貯めてあぐらをかいていられるかというと、突然震災や津波が起きて、通帳も保険証書も紛失したりする。そういう出来事に遭遇する可能性も皆無ではない。
 だから、石橋を叩いても叩きすぎることはなく、生きていると何が起こるかわからない。それが怖いし悩ましいところだ。でも想定外に良いことが起こることもある。宝くじを買ったら大当たりが出るかもしれないし、ハリーポッターの作者J.Kローリングは今まで生活保護を受けながら暮らしていたが、作品の大ヒットにより、大金持ちになったような事例もある。
 しかし、私が思うのは楽観的に生きていた方が気分がいいし、心の病になる確率も当然低い。それは認知行動療法などでも証明できる。反証や適合的思考などがそれにあたると思う。人が自分の事を例えばからかっているように思う。このような自動志向に対して①なんで彼は私を見て笑う必要があるのか②彼の中で何か良いことがあってそのことが私を見て笑っているように見えるだけかもしれない。などと考えると適合的思考として、「私の中でメンタルの不調もあり、彼がからかう理由も行動も起こしていないので、きっと考え過ぎだろう。」などと少し腑に落ちるかもしれない。
 繰り返すが人生は何が起きるか分からない。一つの出来事をプラスと捉えるかマイナスと捉えるかはその人次第だと考える。それが私なりの結論だ。

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スターゲート

プロ野球観戦と、カラオケを歌うのが大好きな私は、本を読むのも趣味で主に新書コーナーに足繫く目を通しに行きます。今、一生懸命スマホやパソコンを勉強しています。表現力を磨いてどんどん発信していこうと考えています。【努力に勝る天才は無し】この言葉をモットーに精進していきます。皆さんどうぞ温かい目で見守って下さると幸いです。宜しくお願いします。

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