どうもこんにちは、cubicです。突然ですが、皆さんはベイブレードをご存じでしょうか。ベイブレードは1999年7月からタカラトミー(当時はタカラ)が発売している、パーツの付け替えて簡単に改造ができる現代版のベーゴマです。爆転シュートベイブレードから始まり、2008年に相手にぶつかる部分にメタルが採用されたメタルファイトベイブレード、2015年には強い衝撃が加わることでバースト(破壊)されるベイブレードバースト、2023年からはメタルとバーストシステムを同時に採用したベイブレードXが展開され、いずれも社会現象を巻き起こすほど高い人気を得ています。ちなみに私はベイブレードバーストが世代です。ヴァルキリーがかっこええんじゃ。
さて、そんなベイブレードですが、現在商品が展開されているベイブレードXでは、スタジアム(ベイブレードをシュートして戦わせる台)にエクストリームラインと呼ばれるガイドが存在し、ベイブレードの軸先のギヤと噛み合うことで急加速(これをエクストリームダッシュと呼びます)。相手に大きなダメージを与える、というギミックがあります。しかし、ベイブレードをシュートする際はランチャーと呼ばれる専用の装置を使用し、ランチャー本体からひもを引っ張る、もしくは抜き取る必要があります。現在の私の技量ではどうしてもここで腕がブレてしまい、綺麗に動いてくれません。どうしたものかと考えていましたが、ここで一つのアイデアが。
「これ、電動で回せば綺麗に動くのでは?」
これだ!電動で回せば腕から伝わるブレは少なく、更にいちいちランチャーにひもを通さなくても回せる(これに関してはストリングランチャーを買った方がいい)ときた。これは作るしかないだろう!と思いましたが、月初めにガンプラやら工具やらで財布から次々と渋沢さんが消えていき、現在の私の所持金は800円。果たしてこれで本当に作れるのでしょうか
材料を探す!
所持金の少なさを嘆いても何も始まりません。とりあえずホームセンターによさげな材料がないか探しに行きましょう。まずはランチャーの土台となる部分ですが、これはオリジナルのランチャーを使えば良さそうなので省略。何気にこれが一番高いから助かった⋯。次は電力を供給するための電池とそれを収納する電池ボックス、スイッチです。電池は家にあるものをものを使えばいいのですが、問題はスイッチ。ベイブレードをシュートするためには一定時間回した後、瞬時に逆回転させなければならないので、今回は逆転スイッチが欲しいところ。私が行ったホームセンターには売っていなかったので、後日ネットで電池ボックスと逆転スイッチのセットを396円で購入。最後にベイ本体に回転を伝えるモーターです。せっかくの電動ランチャーなので回転数の多いものを使いたい!ということで、7500r/minのモーターを358円で購入。合計金額は754円でした。結構ギリギリだな。
購入したもの。逆転スイッチはTAMIYA製の単3電池ボックス(2本用・逆転スイッチ付)、モーターはマブチモーター製のRE-260RAです。
組み立てるぞ‼
材料がひと通り揃ったので、早速作っていきましょう。まずは電池ボックスと逆転スイッチを説明書通りに組み立てます。
※電池は別売りです。
次にモーターを開封。
これは速い(小並感)
そしてこれらを合体!
これで動力源はOK。続いて土台を作っていきます。
用意するのは市販のベイブレードX用ランチャー(ワインダータイプ)。これを分解し、下図の部品のみを使用します。
まずは上面のカバーを作りましょう。白い文字がプリントされている面を上にして、カバーパーツに電池ボックスを固定します。
今回はビスとナットで取りつけましたが、両面テープの方が安定するのでオススメです。
次に、下面のモーターカバーを作ります。もう片方のカバーパーツにモーターを接着。これで上下のカバーが揃ったので、先ほどの上面のカバーパーツと下図のように合体(取り付けられるように上カバーの裏側はくり抜きましょう)!安定させるために、分解図の左中央のパーツから凸部分を切り取って穴に挟みながらビスで固定してください。
合体して固定するとこんな感じ。完成まであと少し!
続けてベイブレード本体に回転を伝えるツメを作るのですが、これ以上進めると尺が長くなるので(もう既に長くないか?)今回はここまで。後編では電動ランチャーを完成させ、実際に使ってみたいと思います。ではまた次回!