パグ編

パグ:名前の由来はラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus(プグヌス)」から、または中国語で「いびきをかいて眠る王様」を意味する「覇歌(パークー)」から、古い英語で「優しく愛されるもの」からきているとも言われている。英語では「pug」と綴られるため「プグ」とも呼ばれる。

体重・体高

オス、メスともに6.4~8.2kg
オス30~36cm
メス25~30cm

毛色

・アプリコット
・フォーン
・ブラック
・シルバー

性格

・愛嬌がある
・遊び好き
・利口
・いたずら好き
・素直
・頑固
・人懐っこい
・平穏
・社交的
・静か

平均寿命

12歳~15歳

かかりやすい病気

短頭種気道症候群(BOAS):短い鼻と気管の狭さなどが原因で、呼吸が困難になったり喘鳴したりする病気。

熱中症:短頭種は体温調節が苦手なため、暑さには弱く熱中症になりやすい。

皮膚疾患:パグは皮膚が薄く、アトピー性皮膚炎間擦疹※1など皮膚疾患にかかりやすい。

目の病気(乾性角膜炎):涙の量が少ないため、角膜や結膜が乾燥して炎症を起こしやすい。

関節の病気(虚血性大腿骨頭壊死):大腿骨頭の血行が悪くなり、壊死してしまう病気。

パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎):原因不明の免疫介在性脳炎。パグ以外にもヨークシャーテリアやマルチーズなどでも起こりうる病気ですが、以前はパグで特に多く報告があったため通称「パグ脳炎」と呼ばれている。

肥満細胞腫:おもに皮膚にできる腫瘍のことで、基本的に悪性腫瘍なので悪性度によって治療方法も異なりますが、外科手術による切除が必要となり、パグでは年齢問わずその発症リスクがほかの犬種と比べて2倍以上高い。

その他に

ニコチン中毒

前房出血

眼球の脱出

誤嚥性(吸引性)肺炎

胃潰瘍

不整脈  など

※1 間擦疹:皮膚のシワやたるみ部分にできる皮膚炎の一種。皮膚が重なり合う部分(特に顔のシワ、尻尾の付け根など)で、湿気や摩擦、細菌や酵母菌の繁殖などが原因で起こる皮膚炎。パグは顔のシワが深く皮膚が重なりやすいため、間擦疹になりやすい犬種。

対策

ブラッシング:ダブルコートのパグは抜け毛が多いので、毎日ブラッシングをして抜け毛を取り除くことが大切!

シャンプー:定期的なシャンプーで、被毛の汚れや抜け毛を取り除きましょう!

服の着用:外出時や抜け毛が気になる場合は、服を着せることで抜け毛が落ちるのを防ぐことができる!

エアコン:暑さに弱いため、夏場はエアコンで室温を25℃前後に保ち、冬場は20~23℃を目安に室温を調整しよう!

水分補給:常に新鮮な水を用意し、こまめな水分補給を促しましょう!

散歩:涼しい時間帯を選び、短時間で済ませるようにしましょう!

熱中症:症状に気づいたら、すぐに涼しい場所に移動させ獣医師に相談しましょう!

食事管理:肥満は様々な病気の原因となるため、適切な量のドッグフードを与え、おやつは控えめにしましょう!

体重チェック:定期的に体重をチェックし、必要であれば食事量や運動量を調整しましょう!

歯磨き:歯周病予防のために、毎日歯磨きをしましょう!

目のケア:目やにが出やすいので、こまめに拭き取り清潔に保ちましょう!

定期健診:健康管理のため、定期的に獣医師の診察を受けましょう!

飼いやすさ

 一般的に飼いやすい犬種とされています。明るく愛情深く人懐っこい性格で、無駄吠えも少ないため集合住宅でも飼育しやすい。しかし、暑さや寒さに弱く、肥満になりやすいため適切な温度管理や運動量に注意が必要で、皮膚のケアやしつけには根気が必要な場合があります。

{まとめ}

 今回はパグについて書きましたが、かかりやすい病気が多くてびっくりしました。フォーンが有名ですがブラックも認知されてきました。パグは、鼻と鼻の上のしわの間のはよくたべかすが入り込んで気にしないでいると、ニオイがしてくるので食事が終わったらこまめに拭くなどしてニオイ対策もしていた方がいいかもしれません。

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璃亞家

精神疾患(解離性同一性障害、パニック障害、適応障害、うつ病、解離性健忘)とASDを持っている、ハンドメイドや歌うのが好きでよくゲーム(switch、スマホ)をしながら歌っています!いろいろ書いていきますので、よろしくお願いします!!

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