印象
香川県は、うどんが有名な印象です。
地域の特徴
北に望む瀬戸内海には、小豆島をはじめとする大小110余の島々が点在しています。降水量の少ないこともあって、県内には多くのため池が築かれてきています。
県の木秘話
オリーブ:主に地中海地域を原産とする常緑広葉樹です。瀬戸内海地域は(地中海に比べれば全体的な雨量は多いが)夏が乾燥気味で全体的に温暖という気候を地中海と共有しているそうです。
地域の食文化
江戸時代の讃岐の特産品は「讃岐三白」といわれ、塩、砂糖、木綿が知られていました。特に讃岐の砂糖は貴重で、幕府への献上品でした。庶民の口に入るものではなく、そのためせめて正月ぐらいは砂糖の入った甘い餡入りの餅が食べたいと、そうした思いが“讃岐の餡餅雑煮”の誕生とされ、白味噌仕立ての雑煮に入った餡餅は、「讃岐砂糖」のふるさとの味です。
食べ物
讃岐うどん:水不足のうえ干ばつにも度々なりがちな讃岐では、江戸時代以降の二毛作の導入の中で、小麦の栽培が盛んになっていきました。やがて、醬油の普及や瀬戸内の塩田による塩、さらには県内で盛んになっていたイリコ(煮干し)の生産などが重なり現在みるような「コシの強い讃岐うどん」というイメージが出来上がっていきました。
和三盆:国産の砂糖として、特に和菓子の生産においてよく使われていることで知られている和三盆の生産は、江戸時代中期に始まっています。
参考文献:47都道府県ご当地文化百科 香川県
