今回は、コーギーについて書きます。
コーギー:もともと牧羊犬で羊や牛を追うために出来た犬種で、活発で頭がいいとされている。この名で呼ばれる犬種には「ウェルシュ・コーギー・カーディガン(Cardigan)」と「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(Pembroke)」の2つがある。どちらとも同じイギリス西部のウェールズの原産。1935年にアメリカのケネルクラブがカーディガンとペンブロークを別々の犬種に分類し、2000年ごろに人気犬種となったウェルシュ・コーギーはペンブロークの方である。「カーディガン」は尻尾が長く、「ペンブローク」は尻尾が短いですが近年断尾されないコーギーも増えています。下の画像は、ペンブロークの尻尾ありです。

体重・体高
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
体重 オス:14~17kg メス:11~15kg
体高 オス・メスともに25~33cm

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
体重 オス:10~12kg メス:9~11kg
体高 オス・メス:25~30cm

毛色
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
・レッド&ホワイト
・ブラック&タン
・セーブル&ホワイト
・フォーン&ホワイト
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
・ブラック&タン
・セーブル(イエロー、シルバー、グレー、タンなどの地色の中に先端だけ黒い毛が混じった混色)
・ブラック
性格
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
・遊び好き
・外交的
・粘り強い
・友好的
・堂々としている
・保護意識が旺盛
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
・聡明
・警戒心が強い
・愛情深い
・献身的
・活動的
・親しみやすい
平均寿命
12歳~15歳
かかりやすい病気
・変性性脊髄症(DM):脊髄の病気で、後ろ足の麻痺から始まり、進行すると呼吸困難になる可能性がある。
・椎間板ヘルニア:背骨の間にある椎間板が飛び出し、脊椎を圧迫する病気。
・股関節形成不全:股関節がうまく形成されない病気で、足を引きずる、歩き方がおかしいなどの症状が出ます。
・膀胱炎:膀胱に炎症が起きる病気で、頻尿や血尿などの症状が出ます。
・皮膚病:アトピー性皮膚炎や膿皮症など、皮膚の炎症を起こしやすい傾向があります。
・進行性網膜萎縮症:目の病気で、視力が徐々に低下し、最終的に失明することもあります。
・外耳炎:耳の炎症で、耳を痒がったり、頭を振ったりする症状が出ます。
・胃腸炎:胃や腸の炎症で、下痢や嘔吐などの症状が出ます。
・異物誤飲:誤って異物を飲み込んでしまうことで、特に子犬の頃は注意が必要です。
・てんかん:脳の病気で、痙攣発作を起こします。
・白内障:目が白く濁る病気で、視力低下を引き起こします。
・蛋白漏出性腸症:腸の病気で、下痢や体重減少などの症状が出てきます。
その他に
・口腔内外傷
・関節炎
・前十字靭帯損傷
・爪の外傷
・脂肪種
・尿石症 など

対策
・定期的な運動:肥満は様々な病気の原因になるため、適度な運動を心がけましょう!
・適切な食事:肥満にならないように、適切な量の食事を与えましょう!
・床の滑り止め:フローリングは滑りやすいので、カーペットなどを敷いて、腰に負担がかからないようにしましょう!
・段差をなくす:階段の上り下りは腰に負担がかかるため、できるだけ避けましょう!
・定期的な健康チェック:早期発見が大切なので、定期的に健康診断を受けましょう!
・獣医師への相談:異常を感じたら、すぐに獣医師に相談しましょう!
飼いやすさ
コーギーは、賢く、飼い主によく従うため、比較的飼いやすい犬種ですが、運動欲求や抜け毛の多さ、しつけや社会化トレーニング等をしっかり行う必要があります。これらの点を理解し、適切な飼育をすることで楽しい生活を送る事ができる可能性があります。
{まとめ}
今回、コーギーについて書きましたが「カーディガン」「ペンブローク」という2種類の犬種がいるのは初めて知りました。一般的には「ペンブローク」の方が、飼われているみたいで「カーディガン」の方は見たことがないです。被毛が厚く春から初夏にかけて抜け毛が多くなるのでこまめにブラッシングをした方がいいんだと思いました。
