皆さんは「エマ」と聞いて誰を思い出しますか?
私は無類の映画好きなので、女優の名前を思い出します。
私の知っている限り、三人いるのです。
エマ・ワトソン
エマ・トンプソン
エマ・ストーン
他にも「エマ」という名の付く女優はいるようですが、
ここでは私の独断と偏見で三人に絞らせていただきます。
【エマ・ワトソン】
トップバッターは、この人。
知名度で言ったら、三人の中で1位かもしれません。
『ハリーポッターシリーズ』のハーマイオニー・グレンジャー役があまりにも有名。
私は全シリーズ観られていませんが、しっかり者のハーマイオニーを見事に演じ切っています。
本名Emma Charlotte Duerre Watson(エマ・シャーロット・デューレ・ワトソン)
1990年4月15日生まれ(35歳)
出生地はフランス・パリ、国籍はイギリスです。
学業は成績優秀、ブラウン大学卒業、オックスフォード大学大学院にも進んでいます。
フェミニスト、ビジネス活動もしており、才色兼備と言ったところでしょう。
彼女の出演作の中で『ハリー・ポッター』以外で、私が見たことがある作品は以下の二作品。
『美女と野獣』
(2017年 原題:Beauty and the Beast 監督:ビル・コンドン)
主人公ベル役。キュートでありながら、歌も演技も素晴らしいです。
余談ですが、ポット婦人役に次に紹介するエマ・トンプソンも出演しています。
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
(2019年 原題:Little Women監督:グレタ・ガーウィグ)
四姉妹の長女メグ・マーチ役。結婚を幸せの第一と考え、実際結婚してみると様々な苦労が出て来て、その苦悩を見事に演じています。

【エマ・トンプソン】
少し年齢は上になりますが、息の長い素敵な女優さんです。
本名Dame Emma Thompson(デイム・エマ・トンプソン)
1959年4月15日生まれ(66歳)
出生地はイングランド、シティ・オブ・ウェストミンスター、パディントン
国籍はイギリスです。
1993年に『ハワーズ・エンド』でアカデミー主演女優賞
1995年に『いつか晴れた日に』でアカデミー脚色賞を受賞しています。
女優業だけではなく、脚本家でもあります。
2018年に大英帝国勲章第2位DBEを叙勲し、女性の騎士号Dame(デイム)を冠することを許されます。
彼女の多くの出演作の中で特に私のお気に入りの作品は『日の名残り』です。
『日の名残り』
(1993年 原題:The Remains of the Day 原作:カズオ・イシグロ 監督ジェームズ・アイヴォリー)
アンソニー・ホプキンス演じるベテラン執事ジェームズ・スティーヴンスとエマ演じる女中頭ミス・ケイリントンの静かで切なくて儚い恋物語です。
この二人の名優の控え目でありながら、心を打つ演技は素晴らしいです。
また、彼女は『ハリーポッターシリーズ』のシビル・トレローニー役など、他多数の作品に出演しているので、皆さんもどこかで観たことがある女優さんだと思います。

【エマ・ストーン】
最後にエマ・ストーンを紹介したいと思います。
本名Emily Jean Stone(エミリー・ジーン・ストーン)
1988年11月6日(36歳)
出生地はアメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデール。
国籍はアメリカ合衆国です。
小さい頃から『シンデレラ』『タイタニック』『不思議の国のアリス』などたくさんの舞台に出演し、女優のキャリアを始めるべく15歳の時に母親と共にロサンゼルスに移住します。
そのキャリアは長く、テレビドラマ、映画に数多く出演しています。
2011年『ラブ・アゲイン』ではスティーブ・カレル、ジュリアン・ムーア、ライアン・ゴズリングと共演
同年『ヘルプ~心がつなぐストーリー』では南部アメリカ英語を披露しています。
2012年には『アメイジング・スパイダーマン』でアンドリュー・ガーフィールドの相手役を務めます。
その後も次々と話題作へ出演します。
2016年『ラ・ラ・ランド』で第73回ヴェネツィア国際映画祭女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、アカデミー主演女優賞に輝きます。
2018年『女王陛下のお気に入り』ではレイチェル・ワイズと共にアカデミー助演女優賞にWノミネートされます。
2024年『哀れなるものたち』で二度目のアカデミー主演女優賞を受賞しています。
私が彼女の作品の中で最も好きなものは前述した『ラ・ラ・ランド』です。
『ラ・ラ・ランド』
(2016年 原題:La La Land 脚本・監督:デミアン・チャゼル)
物語の始まりの渋滞のミュージカルシーンは圧巻で、それだけでこの映画の続きを観たくなります。
恋愛あり、人生とはこうも変わるものなのか。
ライアン・ゴズリング演じるセバスチャンとエマ・ストーン演じるミアの掛け合いがとても上手いです。
今時のミュージカルらしく物語の展開はスピード感がありますが、見応え十分です。

以上、三人のエマという女優を簡単にですが、紹介させていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
出典:Wikipedia ほか