花言葉
アツモリソウの花言葉は「君を忘れない」です。
この花言葉は、平敦盛の死に由来すると言われています。
アツモリソウは、蘭科に属する多年草で、その名の由来は、平家物語に登場する武将、平敦盛が戦場で背負っていた母衣(ほろ)に、花の下唇弁が似ていたことから名付けられました。
特に、礼文島に咲いているレブンアツモリソウは、薄いクリーム色や白色の花を咲かせ、その希少性と美から人気があります。
花言葉の「君を忘れない」は、一ノ谷の戦いで若くして亡くなった平敦盛を人々が忘れないようにと言う思いが込められているのです。
また、アツモリソウは、独特な形から「特別なほど珍しい」と言う花言葉を持っています。
さらに、色によって異なる花言葉もあり、白のアツモリソウは「純潔、清らかな心、親切」となります。
ピンクのアツモリソウは「感激、切なる思い」と言った意味を持ちます。
礼文島は何県?
礼文島は、北海道に属し、具体的には、北海道の北西部、稚内市の西方約60kmの日本の海上に位置する礼文郡礼文町にあります。
礼文島は、利尻島の北西に位置する離島で、日本最先端の有人島です。
また、高山植物が豊富で、「花の浮島」とも呼ばれているそうです。
島名の由来
アイヌ語では「沖の・島」を表す「レプンシㇼ(repun-sir)」「レプンシㇼ(repuy-sir)」と呼ばれ、日本語はこの「レプン」に字を当てたものです。