〇主な観光地
東尋坊(とうじんぼう):九頭竜川河口の北側に広がる、火成岩の柱状節理による断崖や海食洞が奇勝をなす一帯です。古くからここの石が一乗谷の庭園を造るために運ばれたと推定されるなど、名石の産地でもありました。

出典:断崖絶壁!福井の観光名所「東尋坊」の楽しみ方ガイド|特集|【公式】福井県 観光/旅行サイト | ふくいドットコム
福井県立恐竜博物館:勝山市の山中では、手取層群と呼ばれる地層から非常に状態の良好な恐竜化石や足跡の化石が、1982年の初発見以来多数発見されています。これを元にして2000年に本博物館が設立され、国内有数の恐竜の研究拠点として知られます。
〇文化
鯖江の眼鏡:鯖江や武生を中心とした越前中部地方は、武生の打刃物をはじめとして古くから農家の副業として金属加工が行われており、鯖江での眼鏡生産もこの延長線上に、20世紀初頭に大阪から加工技術が持ち込まれたことにより始まっています。1982年に、加工が難しいことで知られるチタンによるフレーム生産に成功し、以来、福井を代表する工業製品の一つとなっています。
〇食べ物
へしこ:海産物が多く冬は寒冷な北陸地方では、保存食の一環として魚も糠漬けにされてきました。若狭地域を中心に食されるへしこは、主には鯖の糠漬けです。また、若狭地域で水揚げされた鯖は塩漬けにすれば、京都にまで運ばれていったそうです。

参考文献:47都道府県ご当地文化百科 福井県
