高校生時代の話

今回は高校生時代についてお話ししようと思います。

高校生時代、特に高校1年生の時はまさに暗黒期。生きているだけでつらい、そんな時期でした。まずはその高校1年生の時の話をしましょう。

高校入試が無事終わり合格の通知がきたときにスマホを買い与えられました。それが暗黒期に至る一つの要因でした。私は温室育ちというか、人の噂話を一切聞いたことがないような人間でした。そんな私はスマホでいろいろな噂を耳にします。その中でも印象的だったのが、「自分だけがはぶかれたLINEグループが作られる」でした。噂は噂だとその時点では考えていました。

話は変わり、私は良くつるむ人という人間関係が構築されつつありました。そんなときお昼時間にいつもと違う人とお昼を食べることがありました。その子が言いました。「〇〇のことどう思う?」私はとても恐ろしくなりました。その子は〇〇ちゃんとよく一緒にいたからです。私はお茶を濁すように答えました。心は尋常じゃないくらい不安にさいなまれました。私もそんなこと思われているんじゃないかって。

それから私は学校を休むこと、遅刻することが増えました。登校もままならず親にタクシーを呼んでもらって学校に行くこともありました。どんどん心がすり減っていきました。

そして私は不登校になりました。夜は比較的元気で意気揚々と明日の準備をします。でも朝になると体が言うことを聞かない。ベッドから起き上がることすら出来ない。親から急かされてどんどんと息が上がる、鼓動が速くなる。さらに心がすり減りました。あるとき友人と登校しようと約束したことがありました。その時も結局行けませんでした。後悔と申し訳ない気持ちがたくさん湧いてきました。

そして冒頭の話LINEの話になるのですが。部活に所属していたのですが不登校の時でも連絡をとってくれる子がいました。その時画像に私の知らないLINEグループがありました。慌ててもともとあった放送部のLINEグループを見ました。みんな退出していました。噂の自分だけがいないLINEグループが出来ていた訳です。絶望しました。

また久しぶりに登校してもみんなに何も言われないのもショックでした。(私も挨拶してなかったので当然といえば当然ですが)心配してくれるんじゃないか、声をかけてくれるんじゃないかって期待していたからその分ダメージも大きかったです。今思うと不登校の人にどう声をかけたらいいか分からないですよね。私も同じように接するかもしれません。ほっといて欲しいかもしれませんし。ただ私の場合は声をかけてほしかったというだけで。

私は学校に行く気力をすっかり失っていました。スマホをただただいじる日々。そんな時に通信制高校を知ります。もとの学校からは単位も出席日数もまだ大丈夫だからと言われていましたが、私の心は通信制の高校に心奪われていました。

そうして私は転校しました。通信制は楽でした。月1でレポートを提出とスクーリングという年2回ある期末テストのようなものに登校するだけ。ですが当時の私はレポートは提出できたもののスクーリングには行けませんでした。補講も行けませんでした。私は1年留年しました。また1年生の勉強から始めました。

ですが2回目の1年生からはとんとん拍子に進級することが出来ました。きちんとスクーリングも行けましたし、修学旅行という名のスクーリングにも行くことが出来ました。修学旅行、観光などはほとんどなし!基本は校内で授業をひたすら受ける。しかもホテルの部屋の班長みたいなものに任命されるし、割と大変でした。唯一夕食は豪勢だったり、バーベキューだったりしたことは良かったです。あと最後の1日は軽く観光できたのでそれは救いでした。

それと2回目の1年生の10月あたりから週1のバイトも始めました。最初は夜番だったのがいつのまにか昼もシフトが入り、厨房アルバイトのはずが正月は販売に駆り出され。1年で辞めてしまいましたが、とても良い期間であったと思います。

本当に1回目の1年生時代はとてつもなく暗黒期だったのですが、何とか乗り越え高校卒業までこぎつけました。あの時の自分を褒め称えたいです。

今回は高校生時代についてお話ししました。ほとんど1年生の時の話でしたが。

次は専門学校時代についてお話しできればと思います。

1年生の時の私を描いてみました。目に光がないですね。

次は専門学校時代を書こうと思います。

ご清聴ありがとうございました。

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黄泉乃ミヨ

黄泉乃ミヨ(よみのみよ)と申します。イラストを描くことが好きで、よくかわいい女の子のイラストを描いています。男の人にも挑戦したいと思っています。よろしくお願いします。

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