前回の「多重放送が苦手」に続いて、
今回は「一人の時間の必要性」について書いていきたいと思います。
HSPにとって「一人時間」はなぜ必要なのか?
1. 刺激から離れて脳を休ませる
人混みやSNSなどの情報の洪水から離れることで、
脳のオーバーヒートを防ぎ、心身のリセットが可能になる。
2. 本来の自分を取り戻す
他人に気を使いすぎて「自分がどうしたいのか」が分からなくなることも。
一人時間は、自分の気持ちに意識を向ける貴重な機会。
3. 感情の整理と安定
一人で過ごすことで、湧き上がる思考や感情を整理し、気分の安定につながる。
HSPにとって理想的な一人時間の過ごし方
方法 | 内容 |
---|---|
静かな環境で過ごす | 自室、公園、カフェなど、音や光の刺激が少ない場所が理想 |
好きなことに没頭する | 読書、絵、音楽、散歩など「心地よい」と感じること |
何もしない時間をつくる | ぼーっとする、瞑想するなど、思考を手放す時間 |
一人時間を確保するための工夫
- スケジュールに組み込む:予定として手帳に書き込む
- 罪悪感を手放す:「一人になりたい」は自然な感覚
- 周囲に理解を求める:家族や職場に自分の気質を伝える
HSPにとって一人時間は、心のメンテナンスであり、
自分らしさを保つための大切な時間です。
無理に人と関わるよりも、自分を整える時間を持つことで、
結果的に人間関係も良好になります。
まとめ、感想
実際に、頭と心がキャパオーバーになったときに
両親に子供をあずけて一人でカフェに行った日がありました。
ノートに頭に中にあるもの書き出して、整理して。
窓から見えた夏空が青くて広くて、心がクリアになっていくのを感じました。
これまで、周囲に合わせて予定を詰め込んだり、
子供と常に一緒にいることが“普通”だと思っていました。
一人になって休むことは“逃げ”なんだと、どこかで思っていました。
でもHSPについて調べていくうちに、
「静かな時間」「安心できる空間」「誰にも気を使わない状態」が、
私にとってどれほど大切かに気づきました。
一人時間は「贅沢」ではなく「必要」。
「一人の時間が必要」と言ってもいいんだ。
だってそれは、大事な「回復の場」だから。
それはわがままでも、逃げでもなく、私が私らしくいるための選択なんだと。