チャージマン研はなぜ現代で人気となったのか?その1

『チャージマン研』とは

 『チャージマン研』とは株式会社ICHI(放送当時・株式会社KnacK)によって製作され、1974年4月1日からTBS系列で放送された、全65話、一話完結型のショートアニメであり、月曜日から金曜日の17時30分から40分の放送枠で放送されていた。
この作品では、地球外からの侵略者である「ジュラル星人」に、特殊能力を持つ少年「泉研」が変身コスチュームを身に着け、ヒーロー「チャージマン研」に「変装」し立ち向かっていくという内容が描かれている。
また、21世紀後半を舞台に、1970年代当時の人々が思い描いていた未来社会の日常生活や社会観、そこで起こりうるあらゆるアクシデントなども描かれる。
この作品は、受注70万~80万、予算50万円という低予算で作られていた事から作品としての質は当時としても低い。話の展開がいわゆる「ご都合主義」、話の筋におかしな部分が見られる、声優の演技力に問題があるといったように、様々な問題点がこの作品を視聴した人々から指摘されており、『amazon prime video』等のレビューでも、これらの点に対する指摘が多い。
事実この作品は、放送されていた当時では特に話題になることもなく、評価されることも無かった。チャージマン研のBlu-ray特典のプロデューサーインタビューでも、プロデューサー本人の口から全然話題にならなかった、と言い切られてしまっている。

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食い倒れたぬき

こんにちは、食い倒れたぬきと申します。 大昔のアニメーション作品である「チャージマン研」の研究や考察を行っております。 皆様、宜しくお願い致します。

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