〇主要な国宝
歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうてんどう):熊谷市妻沼にある江戸時代中期(1760年頃)の多彩色の装飾を持つ寺院建築です。聖天堂自体の建設は平安時代にまでさかのぼると伝えられ、現在の多彩な装飾は、上野(こうづけ)(群馬県)に本拠をおき、日光東照宮の修繕にも携わった工匠のものも含まれています。

出典:歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう):熊谷市ホームページ
〇主な有名観光地
川越城下町:小江戸と称されるほど栄えた町並みは、東日本で唯一現存する本丸御殿、時の鐘といった江戸時代を思わせるものや、明治時代の大火後の再建となる黒壁蔵造の建物群に洋風建築といった要素からなります。

本丸御殿
出典:城下町・川越 歴史めぐりコース|おすすめ散策コース|小江戸川越ウェブ | 小江戸川越観光協会
〇文化
大宮の盆栽:関東大震災で東京から移転した業者が大宮に居を構えたことに始まり、現在でも「盆栽村」と称される大規模な同業者町が広がっています。
〇食べ物
草加せんべい:日光街道(奥州道中)の宿場町草加の名産として知られている堅焼き煎餅です。米作地だった周辺一帯の農家が、草加宿を使う旅人向けに売り始めたことがきっかけとされているが、急に有名になったきっかけは、大正天皇が埼玉県内で行われた陸軍の演習に出席した際に献上されたことにあります。

参考文献:都道府県ご当地文化百科 埼玉県
