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こんにちは、Heinzです。
今回はお盆について書こうかと思います。
我が家は、私が9歳の時に父が病気で亡くなっているので、お盆の行事は身近なものなのですが、昔からずっと疑問に思っていることがあるのです。
それは、きゅうりの馬と茄子の牛です。
きゅうりの馬は、ご先祖様に早く家に戻ってきてほしい。
茄子の牛はゆっくり帰ってほしいという名残惜しさ的な表現らしいのですが…
子供ながらにずっと気になっていたのは
「きゅうりの馬、イボイボしてて乗るのに尻がいたくないんだろうか」
「茄子の牛はつるつるしていて、滑り落ちてしまわないだろうか」
という疑問です(笑)
きゅうりにも茄子にも、鞍とあぶみをつけてあげてほしい…
絶対尻痛い(笑)
さて、一旦それは置いておくとして。
お盆で父が帰ってくる、という感覚は昔から無いです。
何となくいつでも仏壇にいる気がするのです。
こじつけかもしれませんが、我が家では仏壇にお供えした季節の果物が、よくスカスカ?になります。
熟して腐るのもはやいですし、仏壇からおろしてきた果物は食べると美味しくない。
美味しいものを買ってきている筈なのですけれど。
なんとなくなのですが、父も美味しく食べているのではないかと思っていて。
お盆でうちに帰ってきて、戻っていく、と言われるとどうもしっくり来ない。
いつも家にいるのでは、と思っております。
伝統行事として、迎え火、送り火なども含めお盆は行いますが…
父、いつでも居るのでは(笑)
毎年この季節をむかえる度に、いつも居るのに迎えたり送ったりするのは何だか奇妙だなあと思ったりしております。
あくまでも、私個人の感想ですが。
─Heinz