泉研もといチャージマン研がジュラル星人に容赦をすることは基本的にはありはしない。「勝負」というより、「処理」や「駆除」といった言い方のほうが正しいとさえ思えるほどの勢いで彼らを駆逐していくのだ。前回も述べたが、10歳という年相応の幼さも有りながら正義感もある少年が、まさに「悪・即・斬」という言葉が似合う冷徹っぷりを発揮する。
正体を現したジュラル星人をたった1.5秒程度で、文字通り瞬殺したことがあると言えば、その即殺っぷりがわかるだろう。ちなみにこのとんでもない速度での処理が行われたのは第19話「銀行ギャング キャロンが危い!」でのことで、この記録は2014年12、TBS系の人気番組である『水曜日のダウンタウン』にて行われた『古今東西秒殺ランキング』という、マンガやアニメなどから実際に行われた格闘技の試合まで全てまとめて、秒殺までにかかった時間の短さを計りランキングにするという企画で、なんと4位にランクインしている。これはほかの作品の多くが「設定上」一瞬で相手を倒しているという演出なのに対して、このアニメは本当にあっさりと片付けているから恐ろしい。
相手がたとえ背を向けて逃げ出そうとしても、次の瞬間にはその背中を撃ち抜かれる事となる。不利を悟って宇宙船で逃げ出したものもいたが、執拗に追いかけて撃墜した。本当に子供向けのヒーローなのかわからなくなってくるほどの徹底ぶりである。
チャージマン研 メインキャラクター解説『泉 研』その2

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