キャンドルを吹き消すのはNG!?

寝る前に部屋を暗めにして、キャンドルを灯すと落ち着いた気持ちで眠りにつけます。眠るのが苦手な私が冬によくやるリラックス法なのですが、火を消すときに息で吹き消してはいけないこと、知っていますか?意外と知らないキャンドルの扱い方を紹介します!

〇息で吹き消すデメリット
細長い仏壇用などのキャンドルは、長時間灯すこともないですし、多少雑に扱っても大丈夫かもしれません。ですがアロマキャンドルの場合、この火を消す方法によって持ちが変わったり、次に火を点けにくくなってしまいます。
吹き消すことがなぜだめなのかというと、息には水分が含まれているから。キャンドルの芯に水分が含まれてしまうと、次に火がつきにくくなってしまいます。
そして息を吹く速度によっては溶けた蝋が跳ねてしまいます。溶けた熱い蝋が他の場所に飛び散ってしまったら危険ですよね。

〇火消しの方法
ではどう消すのが正解かというと、一つは専用のろうそく消し・キャンドルスナッファーを使う方法。持ち手がついていて、蓋のようなものを火に被せて消します。アルコールランプの蓋の横に持ち手の棒がついているイメージです。
もう一つはお手持ちの爪楊枝やピンセットなどで芯の根元を倒し、蝋に浸して消す方法です。専用の道具も売っています。蝋に浸して、火が消えたらまた芯を立てます。火にはあまり触れずに消すことができ、爪楊枝は乾いているので燃えません。私は自分も行っているこの方法がおすすめです。ろうそく消しの方が安全で簡単かもしれませんが、芯を蝋に浸す方法だと、芯が乾くことなく蝋がついているので、次に火を点けやすいです。
この二つの方法だと煙やススも出にくいですよ。

〇長時間灯すと持ちが良くなる?
ガラス容器に入ったアロマキャンドルは、初めて使う際1時間は灯すのがよいとされています。これは見えている表面の蝋がまんべんなく溶ける目安時間です。短時間で消すことを繰り返すと、芯の周りだけが溶け、外側の蝋が残っていきます。こうなった場合湯煎で溶かせばまた平らになるのですが、香りもその分飛んでしまいます。
ガラス容器の直径にもよりますが、毎回30分以上は点けるのが無難です。

〇芯の長さを整える
芯が長いと火が大きくなり、蝋を吸い上げるスピードも速くなります。点ける前に芯を切り長さを整えておきましょう。5ミリから10ミリの長さが適当。黒い煤の塊も取り除いてあげてくださいね。

〇火を灯さず香りを楽しむ方法
キャンドルウォーマーをご存知でしょうか。スタンドライトのような形で、キャンドルに光を当てて熱で溶かす道具です。火を点けずに香りを楽しむことができます。まんべんなく溶けていきますし、キャンドルを楽しむハードルが下がりますよね。キャンドルウォーマーは熱が出るので、冬場など寒い時期の使用が向いているかもしれません。火を扱うことに抵抗がある方はこちらも調べてみてくださいね。

ライターやチャッカマンが届きにくくなったら、火を使わない電子ライターもおすすめ。長年使用することができます。キャンドルの形で火が揺れているように見えるランプがあったり、自分の生活に合わせた楽しみ方をしてみてくださいね!

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Snow

ハンドメイドが趣味です。動物も大好きです! うさぎを月にお見送りしました。コーギーのような柄の、立ち耳のネザーランドドワーフです。二代目うさぎを飼っています!

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