📖忘れられない本📖

皆さん読書はお好きでしょうか?

紙派ですか?スマホ派ですか?

私は断然紙派です。できれば書籍で読みたいのでついつい本が溜まってしまう派です📚️📚️📚️

紙をめくって読むのも好きだし、紙のめくる時の音も好きだし。

直に作者の何かを感じ取れるような気もして🥸💭💭

あと紙でしか得られない何かがある。それに尽きる。

読むものは圧倒的に漫画、マンガ、MANGAのオンパレード。

昔は推理小説を読んだりもしました。(主に赤川次郎著、三毛猫ホームズの推理シリーズ🐾)

割と自発的に(?)読む方ですが。

そんな私が強制的に読まなければいけないイベントがありました。

その名も「読書感想文」。

そう、学校の夏休みなどにあった宿題の一つです。

選ばれた課題図書の中から最低一冊は読んで、原稿用紙3〜5枚くらいの感想を綴らねばならないアレです。

その中でもたった一作だけ。

今も大事な作品の一つになっている本があります。

―森絵都さんの「宇宙のみなしご」―🌏️

ある些細なきっかけで不登校になった中学二年生の陽子。おっとりした弟リンと鍵っこ暮らしを過ごしていく中で、二人は屋根に登る遊びを思いつき、実行します。

その後、陽子のクラスメイトも屋根登りに加わったり、それによって新たに問題もでてきたりします。

多感な時期の中学生。学校や人間関係。色々思うことも、簡単には解消できないこともあります。

ついつい出てしまう惰性、多感な頃だからこその焦燥感。(私は今もがっつり顔を出してきますが😂)

さぁ!その先はぜひ本を手にとって読んでいただきたいところなんですが。

この話を読んだ当時の私にはめっちゃくちゃぶっ刺さりました!💘

わかるぅー。わかるよその気持ちぃー!!!何かイラッとするよね。何かそういうのモヤッとするよね!

THE・共感の嵐です。

めちゃくちゃ屋根にも登りたくなります笑

この作品は大人になった今でも何度も読み返したくなる一冊です。



人の家の屋根に登りながら夜空を眺める、なかなかできることではありませんが。

作品の中で陽子達が経験したことを想像することはできます。

屋根に登りながら陽子が感じた気持ちも。


―わたしたちは宇宙のみなしご―

人はみんな最終的にはひとりで、自分の足で立って歩まねばならない。

自分で決断して、自分で自分の人生を歩んでいく。

つまづきながらも、転びながらも。

寂しいし、しんどいけど。

人の助けが必要な時もあるし、生きるって難しいと今の私は特に思うところがあるのだけど。

みんな宇宙のみなしご。

そう思えたら、みんな頑張ってるんだよなと。

悩み、まどうことも人生あるよな、と。

また一歩前に進める何かになるかもしれない。

またあの本を手に取る日は近いかも?

そう思いながら私の思い出の一冊を紹介させていただきました😌

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ねぼすけ

寝るのが三度の飯より大好きな「ねぼすけ」と申します。 冬の暖かくなった布団にくるまって二度寝なんて最高です。至福のひと時です(*´ω`*)…ZZZ 寝るのが好きすぎるがゆえに失敗もしております。  循環バスに乗った際、いつものように心地よいバスの揺れに身を任せていたらあら不思議。出発地点に戻っていたこともあります(´・ω・)<アレー?(二度三度、いや四度・・・?) この度manaby CREATORSさんにお世話になることになり、このnovalue ではコラムを主に、ゆくゆくはイラストもお披露目するかもしれません。

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