自己紹介~なぜ私が崩壊したか~(その2)

こんにちは!!!!!!ギオンちゃんです!!!!!!前回の続きになります!!!!では、どうぞ!!!!

学校に行くためや、アルバイトをこなすため、音楽を作るときなど、気づけば様々な場面でオーバードーズをするようになった私の体は凄まじいスピードでぶっ壊れていきました。アルバイトで稼いだお金もものの見事に底をつき、精神は極地に陥り、困り果てた私は、ここで初めて両親に大学に行けてない事、精神科に通っている事、処方箋や輸入薬、市販薬を濫用していることをカミングアウトします。両親はショックを受けていましたが、話を飲み込こんでくれて一緒に病院に行きました。そうしてもっと大きな精神病院に転院した方が良いとのことになり、そこでようやく私は薬物依存症と診断され長期に渡る入院が必要と病院から診断を受け私は、大学を中退し、入院することになりました。季節は確か、冬だったような。

入院を終え、少し元気になった私は、次の進路を考えることになり、両親に実は作曲をここ数年続けていることを話し、音楽の専門学校に入学することになりました。学校が始まると最初は楽しみにしていたものの、なかなか慣れない新しい環境に気疲れしてしまい、一度は中断していたオーバードーズも再び再発してしまい。学校に行くとき、スタジオに入る時、曲を作る時、ライブをする時、様々なシーンでオーバードーズを繰り返すようになりました。そしてそんな生活がまともに循環するわけもなく、再び精神科で入院することになり、あんなに楽しみにしていた専門学校を半年で休学をすることになりました。そこから入院と退院を一定間隔で繰り返すようになり、オーバードーズはなかなか辞めることが出来ませんでした。同時並行していた音楽活動が軌道に乗り、今までより大きな規模やお金をもらえるような所まで進みましたが、やはりオーバードーズの影響で納期やライブや打合せをすっぽかしてしまう事が多くなり、周りの信用も失っていきました。気付けば周りに人はいなくなり、案件はなくなり、音楽クルーのメンバーからは「ギオンちゃんはもう”ダメ”だから連絡しないように」と言われてしまうほどにオーバードーズの渦に飲み込まれていき専門学校に復学するも学校でオーバードーズをしてしまい、学校内で錯乱してしまった私は救急車で運ばれ、それがきっかけとなり音楽の専門学校を退学することになりました。最後に先生にいわれたのは、「ギオンちゃんは、全てが”甘い”。自分の言ってることやってることをよく考えなおせ。」の一言でした。私は何も言い返す言葉なかったのを今でも覚えています。

そしてはたまた進路を失った私は、愚かにも薬に溺れることを選択しました。どんどん過剰摂取の量は増えていきこの段階でもう自分の事を自分でコントロール出来なくなってしまいました。毎日どんなタイミングでもオーバードーズをし、この頃には自傷行為までするようになっていきました。この期間も入退院を繰り返してた私は落ちるところまでズルズルと落ちていきました。そこで主治医のすすめで依存症施設への入所を促され全てに対して自暴自棄になっていた私は適当に了解し、退院のその日に遠くの沖縄まで飛行機で飛び依存症施設へと入所することになりました。しかし依存症施設へと入所するもその施設の近所にドラックストアがあり、貰っていたお小遣いでこそこそと薬を購入していました。何度もそんな事を繰り返していた私は、沖縄の地でも精神病棟に入院することになりました。しかし田舎の古い精神科の病院した私は、あまりにも劣悪な環境に休まるどころかどんどん疲弊していき、入院中でもオーバードーズや自傷行為は止まるどころか加速していってしまいました。そうこうしているうちに私の体調はどんどん悪化していき、ついに保護室に入ることになりました。窓もなく部屋にトイレがむき出しで置いてあり電球が一つだけついてあるそんな部屋の景色が今でも頭にしっかりと焼き付いています。そんな保護室での生活がこの先いつまで続くのか、これまでやってきた自分の行いすべつに絶望し、そしてこの先に明るい未来があるわけがないと悟ってしまった私は保護室の中でついに自分で命を絶ってしまう行為を行いました。これもたしか季節は、冬でした。(続く)

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ギオンちゃん

アニメ、映画、音楽、ゲーム、なんでもやれます!!!!ギオンちゃん!! 精神疾患を抱えながらも、なりたい自分のために頑張ります!!!!!!! ん、本日も顔面が、ブルーアーカイブまみれに。

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