仙台城跡(青葉城址)から仙台七夕花火を撮影してきました。【2025年8月】

仙台七夕花火祭に撮影に行って来ました。約45万人もの人出があるそうなので、ゆっくり見ることができそうな仙台城跡(青葉城址)に行くことにしました。

持ち物は、カメラ、荷物を置くための敷物、虫除けスプレー、日傘、冷たく感じる使い捨てタオル、飲み物、尿意を抑えるらしいとバズっていたカステラ、塩分にカリカリ梅を持って行きました。

仙台城跡に行く前に、七夕祭り前日のアーケードに寄ってみると、吹き流しを飾る竹が設置されていました。

交通規制のため一部のバスが運休していたので、地下鉄で国際センター駅に向かい、そこからは徒歩で仙台城を目指します。

駅を出ると会場が近いため出入りできない道も多く、大きな道路も交通規制で通れないため、仙台市博物館の裏手から登って行きました。

木のおかげで陽は当たらないのですが、気温は高く急な坂で登り始めてすぐに、これはハードだと確信しました。

仙台城の石垣が続く道は、地震の影響の復旧工事で3年半一部通行止めが続いていたのですが、8月1日からは通行が全て再開されていました。

早めに歩いて汗だくで20分ほどで到着しました。

自動販売機を見つけ、一気に飲んだ冷たいミルクティーは、この夏1番の美味しさでした。

18時頃の様子です。

柵がある最前列はほぼ埋まっていて、真ん中のベストポジションにはテレビ中継のカメラがいました。しかし、最前列以外はかなり余裕がありました。

最前列の隅っこのほうが空いていたので、そこから撮影することにしました。

初めての場所で不安がありましたが、隣になった方に話しかけていただいて、楽しくお話をしていたら、あっという間に待機時間も過ぎていきました。

19時15分、今年初の試みとなるドローンショーが始まりました。

伊達政宗や吹き流し、キャラクターや文字が映し出されていました。

仙台城は打ち上げ場所からは真横に位置するようで、見えづらさもありましたが、初めてドローンショーを生で見られてよかったです。

19時半、花火が始まりました。

設定は、Mモード、ISO 100、F値 9〜13、BULB撮影にしました。

ノイズを軽減する処理をしないですぐ次の撮影ができるように長秒時NRはオフにします。

花火の撮影はブレやすいので、本体に触らずに専用のリモコンからシャッター操作ができればよいのですが、私は持っていません。しかし、前回の花火の撮影でリモコンがなくても、スマホに接続すれば、スマホから操作できる機能に気付けたので、それを使ってみました。

そしてワンコインで購入した三脚で挑みましたが、高さがギリギリでした。最前列には柵があるのですが、柵が写らないようにカメラの角度を調整してなんとか撮影しました。本当は街を見下ろすように設置して、仙台の夜景と花火を一緒に収めたかったのですが、今回は花火をアップで撮影しました。

シャッターのタイミングは、打ち上げ音がしたらシャッターを開いて、花火が消えたら閉じます。

2度ほど花火の撮影をしたことがありますが、本番はやはり焦ってしまいます。しかし、風も微風で、スマホのリモコンのおかげで今回はブレずに撮影することができました。

途中、場所を移動して念願の政宗像と花火の写真も撮影できました。

1時間はあっという間に終わりました。花火の撮影は3回目でしたが、写真だとなかなかにタイミングが難しく、夢中で撮影しました。

よく花火大会のポスターなどで見かける何発も同時に打ち上がっている写真は、どの様に撮っているのだろうと思っていたのですが、比較明合成という手法があるようです。同じ場所から撮影した複数枚を1枚に合わせることで、華やかな花火写真に仕上げることができます。星景写真でもよく使われています。調べてみると他にも手法があるようで、編集技術も奥が深いなと思いました。いつか比較明合成にも挑戦してみたいです。

花火大会が終わるとすぐに帰りの大移動が始まります。私は夜の仙台城跡に来るのが初めてだったので、少し探索してみました。

まず仙台の夜景がとても綺麗でした。

会場の青葉山公園も下の方に見えていました。また今度ゆっくり訪れて、街並みを撮影したいです。

近年誕生したお菓子の揚げすずめのお店がありました。

実はこのスイーツを食べてみたくて早く来る予定でしたが、間に合わず…次こそ食べたいです。

仙台城跡のお店は閉まっていましたが、お祭りの屋台はまだ開いていて、3店舗ほど出店しているのを見つけました。

坂道を登って来た時と同じく帰りも大変だろうなと思っていたのですが、気温が下がったからなのか、すんなり降りられました。ですが急な坂なので、下駄では慎重に降りないと転んでしまいそうだなと思いました。

坂を降りた先の青葉山公園ではたくさんの屋台と人手がありました。

帰りは国際センターから地下鉄に乗ろうと思っていたのですが、入場規制で歩いた方がいいと警備の方に言われたので、30分ほど歩き、青葉通り一番町まで歩いて地下鉄に乗りました。フィナーレまで花火を見る方は、仙台駅に帰るまで1時間は見積もった方が良いと思いました。

感想

初めての仙台七夕花火祭でしたが、とても楽しく撮影することができて良かったです。

仙台城まで歩くのは大変ですが、人混みが苦手な方、高台からゆっくり見たい方にはおすすめです。屋外にトイレもあり安心でした。

始まる直前に来ても、撮影のベストポジションは埋まっていますが、花火は撮影できますし、余裕がありました。

車でも行くことができますが、入場規制があり、駐車場に入れる時間が決まっているので、SNSやホームページを確認して訪れるとよいと思います。

ただ、指定された会場ではないので、アナウンスや音楽は聞こえません。また、打ち上げ場所からは真横に位置するので、ドローンショーは見えにくかったです。また地面から噴き上がる花火は最前列でないと見えないです。

しかし、なんと言っても政宗像と花火が撮れます。

私は途中、最前列から空いているスペースにささっと移動して、政宗像を入れて撮りました。政宗像のベストポジションには、私が着いた18時前にはカメラマン達がいて、その後来た方々は高さがある三脚を伸ばして後方から撮影していました。

撮影場所から会場周辺も見えたのですが、会場と川を挟んだ向かい側の広瀬川の河川敷にも人はいたのですが、混んでいる様子はなく、花火も正面の角度から見ることができるのではないかと思いました。次の機会があれば、大橋周辺や澱橋周辺の河川敷からも撮影してみたいと思いました。

来年の参考になれば嬉しいです。

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さくら

はじめまして。さくらと申します。動物が人生の癒しです。写真やイラストを載せていけたらと思います。苦手なりに自分の表現を見つけていきたいです。

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