世間には多数派と少数派がいるが、人数が多いから偉いとか少ないからそうではないという事はない。
最近、女優と俳優という垣根が無くなって、女優も皆俳優と紹介される。テレビによる某チャリティー番組など性的少数派に対しての偏見、障碍者に理解のある健常者など、少数派がメインに扱われて「こんなにすごいんだよ」とか「こんなに才能があるんだよ」といった番組が放送されている。なので発達障害などの本も世間にこれほど流布して、ある意味ノーマルという定義が無くなってきている。
発達障害の特性がそれぞれのパーソナリティーなら世の中、普通というのも多数派なのか少数派なのか分からない。個性で勝負できる人、それは一つの有利に働くパーソナリティーとして働き手としても適していることになる。空港での「レディースアンドジェントルマン」が「ハローエブリワン」になったように人間はそれぞれ違って当たり前。人の数だけ個性があるということになり得るわけだ。
ギフテッドという人がいる。IQが高すぎて逆に普通の生活に苦労する人たちだ。世の中皆、頭が悪いよりは良い方が良いと思っているが、良すぎても困る。何事も行き過ぎは良くないということだろうか。だとしたら良すぎもせず悪すぎもせず凡庸が一番なのかもしれないが、凡庸という定義もない。
アニメ「ドラえもん」ののび太君だって射撃とあやとりが得意なのは有名だ。どんな人にも他の人より秀でた部分が必ずあるという。天才と障害はある意味二律背反かもしれないし、天職というものがあるならそれに就けた人は趣味と実益が兼ね備わった最高の人生なんだろうか。でも、お金儲けのためなら好きとか嫌いとか関係ないという人や、やりがいがあればお金が多い少ないは関係ないという人がいる。
なんでも幅広く出来る人を器用貧乏というが、いろんなことが出来ても今日の生活に困るようでは元も子もない。
皆が胸を張って生きる社会、共存できる社会、それが理想郷だと考えるなら多数派も少数派も関係ない幸福度の高い社会が最も生きやすい世界なのではないだろうか。
平等という名の世界

スターゲート
プロ野球観戦と、カラオケを歌うのが大好きな私は、本を読むのも趣味で主に新書コーナーに足繫く目を通しに行きます。今、一生懸命スマホやパソコンを勉強しています。表現力を磨いてどんどん発信していこうと考えています。【努力に勝る天才は無し】この言葉をモットーに精進していきます。皆さんどうぞ温かい目で見守って下さると幸いです。宜しくお願いします。
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