乳癌になっちまった!①(発見と手術)

乳癌とは、乳腺の組織に発生するがんで、
乳房のしこり、くぼみ、乳頭や乳輪のただれ、
乳頭からの分泌物などが主な症状。
            (Wikipedia)

私は35歳の時に胸にしこりがあることに気付き、
近所の婦人科に行ったところ、
これは大きな病院で診てもらった方がいいですね、
といわれ、乳腺外科がある大きな病院に行きました。

そして様々な検査を受けました。
血液検査はもちろんですが、CT、MRI、
細胞を注射でとる(これがすごい痛い)組織診断。
そして骨検査(これは珍しい)など、
もうずいぶん昔なので、忘れてしまいましたが、
それまで経験した事がないものもありました。

そして先生から検査結果を下されました。
「あなたの腫瘍は4㎝と大きいので、取ったほうが
 良いでしょう。」と言われました。
 そして乳房温存手術(がんの部分だけを切除する)
 は4㎝までといわれており、あなたの腫瘍の
 大きさはギリギリなので、もしかしたら全摘手術
 (乳房全体を切除する)に切り替えるかも知れないと言われました。

私は手術の覚悟はできていたのですが、
全摘手術にはならないでほしい、と思いました。
なぜかというと、全摘手術だと乳首も取ってしまうからです。

さあいよいよ手術に備えて入院しました。
そして手術の日になりました。

一応父親と妹が見に来てくれました。
手術台に横になり、麻酔を鼻と口から息を吸うと、
あっという間に眠ってしまいました。
そして次の瞬間、目覚めると手術は終わっていました。
そして一番初めにいた言葉が、
「乳首取りましたか?」でした(笑)。
「取ってないですよ」とベットを押して下さっていた看護師さんが、
教えてくれたのでホッとしてまた眠りました。

次に目覚めたら父と妹が横に座って私をみてました。
どうやら手術は無事に終わったようでした。




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マイコ

はじめましてマイコです。不器用不器量で、 もうすぐ五十路を迎えるおばあちゃんです。 趣味は脳トレ!どこかぬけてるところがありますが、 どうぞよろしくお願い致します。

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