チャージマン研 メインキャラクター解説 ジュラル星人 その3

前回から続いて第47話「ジュラルの大逆襲」
この話にて、彼らがなぜ地球を狙っているのかが明かされることとなる。
冒頭(約40秒ほどの尺稼ぎの後)ジュラル星人たちの王であるジュラルの魔王が行った演説によると、ジュラル星という彼らの故郷である星が滅びかけており、その為に地球へ侵略行為を仕掛けている事が明らかになったのだ。
作中でなぜこの星がそのような状況に陥ったのかは語られることはない。
唯一の手掛かりと言えば「その2」で語らせて頂いた第6話の「怪奇!宇宙植物園」でのジュラル星人の「地球の人間たちが勝手に俺たちの天体にやってきて苗を植えた」という怒りの言葉のみである。
また、6話では研のクラスの担任であるなぎさ先生のセリフで、
なぎさ先生「同じ苗でも気候や風土が違うとこんな奇妙な形や色に育ってしまうんですね」
とあるように、植物が環境によって全く違う成長や繁殖の仕方をすることは現実でもよくある事だが、それによって本来は害のない植物が外来種として、環境に甚大な被害を与える場合があるのだ。
例として、日本の植物である「クズ」がアメリカではそのすさまじい繁殖力ですべてを飲み込む「グリーンモンスター」の名で恐れられていることを挙げられる。
同じ星の中でもこの始末である。もし他の惑星という殊更特異な環境であったら一体どうなってしまうのだろうか?

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食い倒れたぬき

こんにちは、食い倒れたぬきと申します。 大昔のアニメーション作品である「チャージマン研」の研究や考察を行っております。 皆様、宜しくお願い致します。

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