子供向けの作品にそこまで深いメッセージが隠されているのだろうか?と思う読者の方がいらっしゃるかもしれませんが、実はチャージマン研!が放送されていた当時は、公害問題などが顕在化しており、この時代の他の作品にも、環境問題などに着目したものが存在する。
有名なものを挙げるとすれば、「ゴジラ対ヘドラ」(1971)などが海洋汚染などの公害を全面に打ち出した映画としてふさわしいだろう。
チャージマン研!の作品内でも、工場廃液を妊婦の食事に混ぜて提供し、子供と母親の体に甚大な影響を与えて健康な子供を産めなくすることによって人類の絶滅を狙う「マッドグリーン作戦」という、相変わらず回りくどくはあるもののジュラル星人にしては珍しくかなり非道な話である、第36話「戦慄!悪魔の病院」が存在する。
このように、人類の行った行為によって、またはそれを利用されて環境に影響を及ぼしてきた代償を払うことになるという話がこの時代には作られていたのだ。
チャージマン研 メインキャラクター解説 ジュラル星人 その4

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