チャージマン研　メインキャラクター解説　ジュラルの魔王　その３

魔王様の他にも、美少女の姿に化けて研にハニートラップを仕掛けているものは、基本的に研を追い詰めることに関していい線まで行っている。
研を観覧車から突き落とす寸前まで行ったり、研のガールフレンドとして一家に潜り込めていたりとなかなかに有能である。
まあこちらは、研の姿へと化けていたK-11号（第44話「研の偽者をやっけろ！」にて登場）のような狙ってその姿へと変身している者たちなのかもしれない。
しかし、それだけの変身能力を持っている時点でやはり優秀といえるか。
ほかには女性タイプであるX-6号（第8話「ジュラル星人X 6号」にて登場）や、竹刀剣術道場の師範代をしていたJ-7号（第43話「カメラのファインダーを覗け！」にて登場）
この二人は、ジュラル星人がはるか昔に忘れたはずの感情を持っていた。
優れた身体能力を保有している、あるいは狙ってその姿へと変身できるほど有能な者、もしくは昔に捨て去ったはずの感情を持っており、それが人間の姿に化けた際に反映されている者。
それらがジュラル星人の人間形態の容姿が整ったものになる要因になるのではないかと思っている。
魔王様なんて全部満たしてそうですし。チャージマン研を甘く見ていたり抜けているところもあるが気にするな！
「感情などと言う下等なものはとうの昔に忘れた」という言葉を話した魔王様自身が感情を忘れることが出来ていなかったというのは、ある意味皮肉になっているのかもしれない。