こんな足が上がる62歳見たことない! ドニー・イェン主演 プロセキューター

あらすじ

香港警察の刑事から検事に転身した熱血漢のフォク(ドニー・イェン)は、ある青年が麻薬密売の容疑で起訴された事件に疑問を抱き、独自に捜査を開始。やがて、法を悪用して利益を得ようとする、法曹界と裏社会のつながりに気付く。そんなフォクの行く手を阻むように、刺客が差し向けられる。

実在の事件から作品をインスパイア、正統派ハンサムドニー・イェンの今度の敵は実在の麻薬冤罪事件を元にした麻薬組織、

事件の概要はこうだ、2016年、馬家健は友人から自宅住所を借りて包裹を受け取るよう依頼され、その対価として1,000香港ドルを受け取りました。しかし、包裹の中には危険薬物(コカイン)が入っており、馬家健は海關(税関)に逮捕されました。

早期の取り調べと冤罪:馬家健は当初、友人である洪智謙の指示で包裹を受け取ったと証言しましたが、弁護士の陳強利は馬家健に「友人は関係ないから、自分が毒品を受け取ったことだけを話して、友人のためにこの事件の責任を負いなさい」と説得し、馬家健は陳の指示に従い、2017年1月に洪智謙が関与しない旨を伝えた供述にサインしました。

判決と冤罪の発覚:馬家健は2019年に控訴しましたが、裁判官から複数回の疑義が呈されたものの、陪審員による「企圖販毒」の罪状の確定、そして最終的な有罪判決を避けられませんでした。馬家健は控訴し、有罪判決で23年の服役を言い渡された後、5年間服役しました。最終的に、馬家健は2021年に上訴を認められ、無罪を宣告されました。

作中では麻薬組織と繋がり便宜を図ったとして弁護士夫婦が逮捕されますが実在の事件としても、司法妨害事件:
馬家健の無罪判決後、陳強利と担当弁護士の張曉惠は「串謀妨礙司法公正(司法妨害の共謀)」で訴えられました。陳強利は共謀罪で有罪となり、2023年9月に3年の実刑判決を受けています。張曉惠は一度有罪を否認し、2024年3月まで法廷で審理されましたが、最終的には無罪となりました。

法廷劇はもちろん!!ドニーのアクションも最高の映画、見てて飽きない、

一番最初の盾をもちいた一人称視点のアクションシーンからはじまり、クラブ内での多人数のスタントを使ったアクションシーン、最後の電車内でのアクションシーン、どのシーンを見てもアクションとその他のバランスが取れたクールな作品で法廷劇ももちろん法律監修チームが所作や発声の指導に入る徹底ぶりでそのあたりもリアルさを感じさせられるのも魅力となっている。

最後にどこの国でも悪党を倒すのはやっぱり司法、正義は勝つ!!

世界各国数ある司法物でもアメリカなら州により法律が微妙に違ったりヨーロッパでももちろん国より法律が違うのでそういう視点から見ても香港は特にイギリスの統治が長かったのでイギリスの法体系を模倣しているのもおもしろい、ただの司法+アクション映画だけじゃない魅力がこの映画には詰まっているので興味のある人は是非是非ドニーの世界に酔いしれてみるのはどうだろう?現在フォーラム単観上映系映画館で絶賛公開中なので興味のある方やドニーファンには大変おすすめします。

画像参照元https://www.twin2.co.jp/distribution/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC/

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KIKU

映画とガンプラの作り方の紹介と戦闘機やミリタリー系銃の雑誌も読むので コラム作成や映画のシナリオ作成や詩を書くこともあります。

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