今年も8月6日〜8日に開催された、仙台七夕まつりに行って撮影して来ました。伊達政宗公が始めたものが由来の400年余りの歴史があるお祭りです。今年は210万人以上もの人が訪れました。
去年の祭りの様子→https://no-value.jp/column/86980/
仙台駅から歩いていきます。今年も西口では巨大な吹き流しが出迎えてくれました。

仙台駅前や周辺には屋台がたくさん出店していました。

仙台駅から伸びている商店街がメイン通りです。
たくさんの吹き流しが並んでいて、間近で楽しむことができます。
動画↓
お店の特色を活かした吹き流しもたくさんありました。

細やかな装飾にテーマや想いを感じます。

藤崎百貨店の吹き流しです。

毎年アイデア溢れる吹き流しが飾られています。金魚が泳ぐ姿は涼やかです。
今年も1番の人だかりができていたのが、復興折り鶴です。市内の小中学校の生徒らが制作しました。

7万8千羽もの折り鶴が吊るされている光景はとても迫力がありました。

【小ネタ1】
サンモール一番町商店街には2019年から七夕がモチーフのポケモンのマンホールが設置されています。

そして、アーケード商店街の近くにはこんな形のマンホールもありました。

モンスターを捕まえるボールによく似ています。
私が訪れた日は朝から雨が降っていたので、屋根のない一番町四丁目商店街の吹き流しはビニールに包まれていました。

ですが、その30分後晴れ間が見え始めたので戻ってみると、お店の方々がビニールを外す作業を行っていました。
お祭り期間中は雨の日が多いのは残念ですが、屋根がない青空で揺れる吹き流しはとても美しいです。


個性溢れる立体的な吹き流しも目を引いていました。


雨が降っていても、両サイドの屋根には地元商店や児童館の子ども達が制作した、たくさんの子竹飾りが飾られていて、こちらも見応えがあります。

ひと休みに三越前に出店していたジェラートをいただきました。

ミルクとピスタチオ、濃厚で美味しかったです。
【小ネタ2】
竹飾りで吹き流しを飾っている商店街には、竹を刺すための専用の穴があります。足元を見てみるといくつも並んでいますよ。

吹き流しに使用された竹は、8月13日に一番町四丁目商店街で開催された、先祖を供養する「仙台竹灯り」で1500本の竹灯籠としても再利用されたそうです。幻想的な竹灯り、一度訪れてみたいです。
「T-1グランプリ」
雨天のため初日の個人賞審査が延期になった飾り以外の、中心部の商店街で金賞を受賞した七夕飾りから、来場者のWEB投票で最優秀賞と優秀賞を決める大会が行われました。
グランプリ ボタンのムツミヤ


T-1グランプリ、2連覇です。満天の星がテーマだそうです。細やかな装飾と天の川のような装飾がキラキラ光っていました。
準グランプリ 阿部蒲鉾店

伝統的な作りと鮮やかな色が調和していて、ポップな色合いなのに涼やかです。
入間(株)

松尾芭蕉と奥の細道が飾られていました。華やかさと風情を感じられました。
白松がモナカ本舗


飾りの配置が美しく迫力がありました。色彩豊かな明るさの中に気品と端正さを感じました。
大正園


昭和100年を記念し製作されたそうです。一部に新聞紙を使用していて、華やかさと懐かしさが伝わってきました。
雨天の為審査が遅れた金賞受賞の文具のキクチの吹き流しも晴れ間に見ることができました。

他とは違う作りのくす玉や花飾りが目を引きます。
メイン会場は仙台駅の西口方面なのですが、今年は東口にも行ってみました。


初日はあいにくの雨で、ビニールがかけられてる飾りも多かったです。天気が良い日にまた来年訪れたいです。
お祭り期間中は様々なイベントも開催されていました。

勾当台公園ではステージやビールが楽しめたり、青葉通り地下道ではストリートピアノが設置されたり、盆踊りイベントが開催されたり、仙台城や瑞鳳殿や青葉山公園などでは、ライトアップやショーやプロジェクションマッピングなどのナイトフェスが開催されていたようです。
市内の様々なお店や商店街ではクラフト体験、商業施設ではQRコードを読み込んでAR七夕を楽しむことができたり、探してみるとたくさんのイベントが開催していて、吹き流し以外にもたくさんの楽しみ方があります。
私はデジタルスタンプラリーに参加しました。

クイズに答えたり、街を歩いてQRコードを読み込んでスタンプを集め、くじを引けました。
なんと運良く、キャラクターと県内企業がコラボした、お菓子や笹かまなどの商品セットが当たりました。

スタンプを探しながら歩くのは楽しかったです。
【感想】

街全体がお祭りで賑わっていて、店員さんも観光客もみんなが楽しい雰囲気でとても良かったです。また行きたいです。
皆さんの来年の参考になれば嬉しいです。
