NEW GAME Ⅰ BOUGHT #05
2025年12月 近年で新作で買ったゲームの紹介 愛及屋烏
蒼き雷霆 ガンヴォルト トライアングル エディション
Continuation from last page. 5-5 https://no-value.jp/column/140995/
蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環
メインキャラクター・3
きりん
CV.篠原侑
「裏八雲所属。戦巫女が”きりん”――いくよ!」
世界で唯一の、第七波動を封印する『鎖環』の力を持つ能力者。
本作発売前にパラレルシリーズの「白き鋼鉄のX2」のDLCボスの一人として先行登場することがガンヴォルト情報局39回で決定した。 敵との戦闘中に「白き鋼鉄のX2」の世界に飛ばされて来たようで、アキュラの事も敵の攻撃によるものだと思っている。
皇神と対をなす影の組織「裏八雲」に所属する戦巫女の一人。
皇神が保有する施設「未来技術研究所」に異常な数の宝剣が一か所に集められているという情報がもたらされると同時に占術師の予言の真偽を探る為に潜入し、そこで第七波動の暴走が切っ掛けに自ら封印されていた、雷獣の姿となった最強の能力者・ガンヴォルトと出会う。
GVを『鎖環』の力で封印すると同時に、これから国内で起きる【暴龍化】問題へ対処する為に新設された部署治龍局へ派遣される事になった。
錫杖型の仕込み刀と第七波動を込めた護符を組み合わせた戦闘術を得意とする。
鎖環の力の込めた護符と、仕込み刀にもなっている錫杖を組み合わせた、独自の剣術を得意としており、その剣技は敵の攻撃をたやすく弾いてしまう。
各ステージをクリアするとボスの動きから特殊な技を編み出し、覚えている技やその強化版を身につける。なお、その剣技にはインティクリエイツの過去作品であるロックマンゼロシリーズのオマージュと思しき技がいくつか見られる。
そして、きりんはGVとの出会いにより、護符を貼りつけた敵に対し、 刹那の踏みこみから斬撃を叩きこむ剣術『雷霆煉鎖』を習得し、一撃必殺の抜刀術で敵陣を押し通る。
ガンヴォルト
長い戦いの果てに、GVの第七波動は次の段階である『暴龍』へと覚醒しかけていた。自らが抱える危険に気付いたGVは、かつて敵対していた皇神に投降。 皇神内部にある皇神未来技術研究所に赴き、その技術力で暴龍の力を制御させ、見返りとして自身の第七波動を研究材料として差し出していた。
それから長い年月が経ち、時系列は未来。 皇神の制御下で管理されたGVの第七波動は皇神の街を支えるエネルギー源として利用されており、その力で皇神の住民は豊かな暮らしを送っていた。 しかし、皇神によるGVの制御は不完全であった。やがてGVは制御不能の暴龍へと覚醒、復活してしまう。
そこへGV復活の予兆を嗅ぎ付けた裏八雲より派遣された戦巫女・きりんが現れ、鎖環の力によりGVの第七波動の封印に成功、暴龍化したGVを鎮める。しかし封印の影響か、この時からGVの姿が犬のような獣に変わってしまってしまう。
意識を取り戻したGVはきりんから、街のエネルギー源として利用されている自身の第七波動が原因で、各地で能力者達が暴龍化してしまう事件が起きている事を告げられる。
復活するまでGVの意識はなく半ば不可抗力ではあったが、それでも責任の一端はあるという事できりんから協力を要請される。 本人も承諾し、二人で暴龍化事件を解決する組織・治龍局を結成。ガンヴォルトはかつて敵対していた皇神の秩序の為、きりんと共に戦うことを決意する。
前作からどれだけ時間が経過したかは不明。 ただ、皇神の住民がGVに対して敵対意識を持っていなかったり(むしろ歴史の生き証人扱いで珍しがっている)、GVがかつて戦った兵器がプラモデルとして街で売られていたり、きりんからは「爺V」という渾名でからかわれる等、彼に纏わる出来事が歴史の一部と認識されるぐらいには時間が経っているようである。
GV本人も昔の自分自身を「テロリスト」と表現したり、かつての戦いにおいて、国家よりも一人の少女を選んだ事をどこか自虐気味に語る等、平和になった皇神を見て色々と思う事がある模様。
W主人公の片割れながら、 「皇神に拘束され、その能力を利用されていた」 「自らの能力でモルフォを生み出した」 「メイン主人公を能力でサポートする」など、 本作のGVには1作目のシアンをオマージュしたと思われる要素が多く見られる。
鎖環でのシステム
電磁結界(きりん)
GV由来のシリーズ恒例の回避機能。
パッシブ型パルス「”電子の謡精“モルフォ」を装備していると発動。
敵の攻撃に被弾した時に、護符を一定枚数消費してダメージを無効化できる。
ただしクードスロックは通常通りかかる上、ペナルティとしてクードスロックが大きくなる。
スコア的には損となるため、ゲームに慣れてきたらパルスを外すと良い。
カゲロウで消費した護符は時間経過では戻ってこない為、↓2回のリロードで適宜回収する必要がある。
キッククライミング(壁蹴り)
壁に接近した状態でBボタン
壁蹴りできない壁もある。(?)
本作ではトゲ付きの壁でもキッククライミングできるようになった。
壁に接触しない位置から蹴るとノーダメージで登れたりする。
護符撃封ち
Yボタンと上下のキー入力で斜め撃ち可能。
発射時に敵を狙うように僅かながら射角が補正されており、 実際の射線はやや扇状に広がっている。
割と大雑把に投げても当たる他、接近時に水平撃ちで当たらない高さの敵も距離を空けると当てられたりする。
護符の回収
従来のリロードと同じ、↓↓操作。
敵に貼り付けた護符も回収されるので注意。
入力し続けるとリロードの構えを維持できる。
雷霆煉鎖
AボタンまたはL+Rボタン。
護符を貼り付けた相手にワープ斬り。
クードスを最も効率良く得られる+ワープで素早く移動できるので、道中はできるだけこれを使っていきたい。
相手のいる方向のキーを押しながら発動すると、正面からではなく相手の裏側に回って斬りつける。これを使う事で、道中の煉鎖をスムーズに繋いだり、ボスの攻撃を手軽に回避したりできる。ダメージに変化はない。
正面からの攻撃が通じない一部の雑魚敵に対して、裏側に回りつつ、ダメージを与える事もできる。
雷霆煉鎖後の硬直は二段ジャンプでキャンセルできる。
また硬直中でも護符撃封ち、空中スラッシュ等の攻撃はできる(先行入力可)。
ソングオブディーヴァ
きりんのHPが0になった時、確率で発動。
倒れたきりんの代わりにモルフォがGVの能力を制御し、「暴走GV」を操作できるようになる。
暴走GVはHPとクードスの概念がなくなり、圧倒的な破壊力で敵どころかゲームを破壊できるが、能力を使い続けるとゲームオーバーに近づく。
ゲートモノリス破壊時や多くのボス撃破時には強制的に解除され、 HP満タンのきりんが復帰する。
発動確率はミッション選択画面のトークルームで上げる事ができる。 また爪やイクスシリーズと異なり、今作で発動を無効化する方法は存在しない。
後述
鋼鉄のXシリーズを挟み、更なる進化を遂げた鎖環を加えた完全版。
押し並べて、完全版商法というのは忌避される物だが、最新エンジンへの統一に伴う高画質・フレームレート向上、DLC全収録、ライブラリモード搭載、初代と爪へのスキル追加……等々、新規には確定の一本だし、既プレイ勢へもアカウント紐づけによる割引を行うという手も取っている。 (DL購入に対しての試み、ソフト持ちなら売ればよい)
再びゲームクリアに持っていく手間はあるが、元よりロックマン系のアクションは周回する事も多いので抵抗は薄い。
最近、発売が続いているロックマン系のコレクションもそうなのだが、最終的にこれを持っておけば良し、という一本があるのは実に楽。
END.
