障害を持って生きるということ 第2回

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こんにちは。ラーメン君です。今回も自分の経験から記事を書いていきたいと思います。

今回のテーマは「なぜ?そのようなことを聞くの?」です。

前回の記事で書いたように私は杖を使用して歩いていますので、私のような人を見れば、「ケガをしているか。」または、「障害があるのか。」というのがわかるかと思います。

例えば、バスや電車が来るのも待っていると、見知らぬ人が、「どうして杖をついているのですか?」と声をかけてくることがあります。これについては年に数回あるという感じで、多いというわけではないのですが、私としてはこういうことを聞かれると正直とても嫌な気持ちになります。

今はこういうことを聞かれると、「生まれつきの障害です。」と答えるようにしているのですが、高校生くらいの頃にこういうことを聞かれた時には、あまり言いたくないという気持ちもあり、どう答えて良いのかもわからず、嫌な気持ちを抱えてしまうことが多かったです。

こういったことを聞いてくるのは年配の方が多いのですが、障害の症状や、治らないのかということなど、さらに話を広げようとする方もいます。

どういう気持ちでそういうことを聞いてくるのかわかりませんが、私は正直、見知らぬ方にはそういう話はしたくないです・・・・・・

自分の障害について話をするのは、基本的には信頼できるごく一部の方々であり、非常にデリケートな問題であると思っていただきたいのです。

多少の興味本位などがあるのかもしれませんが、障害のある方を見掛けても、こういったことは聞かないでいただきたいと思います。

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ラーメン君

クラッチという杖を使用している身体障碍者です。 記事を書き始めた頃は、自分が思っていることや、障害を持っていることで経験したことを中心に書いていました。 最近は、自分とは違う障害や病気のことなどを取りあげています。 記事を書きながら、自分自身もいろいろなことを知る良い機会になっています。 少しでも多くの方々に見て頂けるような記事を書きたいと思っていますので、宜しくお願いします。

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