荻原 浩
[あらすじ] 店主の腕に惚れて有名俳優、政財界の大物が通いつめたという伝説の理髪店。
僕はある想いを胸に予約を入れて海辺のこの店を訪れるが……。
父と息子、母と娘など、儚く愛しい家族小説。直木賞受賞作品。
[読んで感じたこと] 『海の見える理髪店』には他にも5つの短編小説がある。何てことのない家族小説に思えるのだけど、最後の最後には納得してしまう繋がりがありとてもおもしろい(おもしろいという表現だけで済ませてしまうのが、ものすごくもどかしい)
家族小説ならではのあるあるや言動もその場で見たような気持ちになることも。
私は女性なので理髪店の扉を開くのは躊躇するが、一度この理髪店を覗いて見てみたい。
