みなさん「更年期症候群」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?40代後半からみられる、女性特有の症状です。
例えば、イライラして家族に当たったり、最悪な場合、自死してしまう方もいるほど厄介なものなのです。
そんな、更年期症候群ですが、実はわたくし水鈴は、更年期症候群を
「20歳」
で、発症いたしました!!!!
「20歳」と、言いましたが症状が出始めたのは18~19歳くらいの時です。
どんな症状かと言いますと
・ほてり(顔だけが暑くなる・ホットフラッシュ)
・のぼせ(顔がのぼせる)
・動悸
・多汗(大量の汗(顔からの汗が止まらない)
・めまい ふらつき 耳鳴り イライラ
・倦怠感 疲れやすい
・むくみ
等々が主な症状でした。
最初の症状
あれは、私が18歳の頃。仲良しのお友達と冬に大きなショッピングセンターに行ったときの事でした。その日はすごく寒い日でみんなコートやジャケットを着ていました。
そんな中、私は全身から滝のような汗をかいていました。
コートなんて絶対着れない状態で、髪の毛は汗でビシャビシャ、右手に握っているハンカチは、汗でぐっしょりしていました。
そんな私を見た友人が
「水鈴ちゃん、尋常じゃない汗だけど具合悪い?」と、言ってもらった後は、ほとんど記憶がなかったです。
自宅に帰り着替えようとしたら小脇に抱えていたコートもビシャビシャでした。
この時点では、ただの汗かきだと思っていました。
でも、こんな汗なんて序章に過ぎないものでした。
沸騰したようなやかんのようなイライラ
この、イライラは本当に大変でした。場所や時間に囚われず、お腹の底の方から
「グラグラグラ・・・・・・ピーーーーーーーーーー」
と、イライラのやかんが音を立ててやってきます。
これが特に辛かった症状でした。いつもイライラが止まるまで私は、体中を叩きました。
太ももなどを力の限り叩きました。これが数日繰り返すと太ももが紫に変わりました。
その時は
「誰かに危害を与えるくらいなら自分が痛いほうがましだ」と、何度も何度も叩きました。
頭がおかしくなりそうで、理性なんてものを考えることは出来ませんでした。
顔だけ暑い?!ホットフラッシュの事実
ホットフラッシュも、そこそこ大変でした。この症状も、突然起こります。
なので、冬でも自宅では半袖、短パンで過ごしています。しかし、外出先では、そうもいかないので、服などを薄いものにしたり、いつもハンカチを片手に持っていました。
顔だけ暑いのは、顔以外は普通なのに顔だけ「サウナでも行ったの?」と言うくらい熱々で。今のご時世、マスクをみんなしているので少しは生きやすい環境にはなりました。
どうしたら楽になる?「更年期症候群の治療法」
私も、治療に入るまで時間がかかりました。何せ、4~50代の方のなる症状なので治療法も知らない、どこで治療を受けるかも知りませんでした。
異変に気付いた時に、とりあえず「内科」に行きました。先生に相談すると
注射で治療するのがいいのでは?という事で、「メルスモン」という注射が良く効くそうで
週に3回1年間をめどにメルスモンを打っていました。
通院できない時は、1箱約1万円のメルスモンを飲んでいました。
内科の先生曰く、あまりにも効かない時は、腕にメスを入れそこに「胎盤」を
埋め込むそうです。メルスモンとは、胎児の胎盤の成分から作られており、あまりにもひどい時には、胎盤を肩のあたりに埋め込むらしいですが、すぐに効果が薄れるそうです。
メルスモン注射っていくらくらいするの?
ここで、みなさんには知って欲しいことがあります。
メルスモンは、基本病院ごとによって料金が変わります。
私の行ってる内科は、何歳でも一律500円で打つことが出来ます。
しかし、大体の病院さんでは、年齢で料金が変わることが多いようです。
若ければ若いほど値段が高かったり、ある程度の年齢だと少し安かったり。
メルスモンを受ける時は、病院に確認したほうがいいかと思います。
最後に
私のように、更年期症候群に悩んでる方は我慢せず病院に行きましょう。
今は、良い薬が沢山あります。一人で悩んで堂々巡りになってる時間がもったいないです。
辛い時は、「辛い!」と、言ってもいいんです。
なかなか、言葉にして伝えられない時は、ノートなどに書き連ねてもいいですね。
私も、悩んだらすぐに書き込んでしまいます。書いているうちに、気持ちの整理がついて
病院の門をくぐりやすいかもしれません。
何か、様子がおかしい。そう思ったら、病院に行かなくても電話で症状を伝えて
確実な治療が出来る病院に行ってみるのもいいかもしれませんね。