昔からの絆

 よく、友人とお酒を飲みに行ったりするのだが、急にラインで予定が入ると「もう休もうかな」モードになっていることがある。でも中学校からの付き合いだし、病気面を露骨に出して低いテンションで会うのもなんか格好悪い。そういう時テンションを二段階位無理に上げて友人と会わなければならない。
 殆ど友人主導で食事の場所や、入る店の件数が決まる為、なんか「これからどうなるんだろう」みたいな不安と何か冒険をするようなドキドキがある。
 例えば一件目、もんじゃの店に入る。注文をスマホで行わなくてはならない為、友人にメニューも全て任せる。もんじゃを友人がへらを使って焼く。本当はあまり飲んではいけないお酒も、ある程度友人のペースに合わせる。
 今まで色んな店に連れて行ってもらった。相手は子供と奥さんもいて立派な会社で働いているため、割り勘の額も相手が少し多く出してくれる。でも、店を出た時友人の気分で二件目に行くか否か決まる。少し少なめの額を一件目で要求されると「二件目も行くよ」ということになりがちだ。
 やや強引な彼だが、中学一年つまり12歳位の時に出会った友人とある程度のおっさんになるまで今も飲んでいるというのはある種不思議な感じがする。私としては、現在も長く繋がっている友人がいるというのは嬉しい。
 一回二人でお店で写真を撮ったことがある。年月の移ろいを感じる。学生の時はボーリングやカラオケ、ラーメン店にもよく行った。ムーンライトストライクゲームというもので店員さんがストライクを出すと私たち二人を撮ってくれた写真も二枚ある。若い頃の写真なのだが、私のことを今の方が垢抜けていて若くなったと言う人が多い。20年前位よりも今の方が若いと言われるのも複雑だが・・・。
 人間、特に男性は良い年の取り方があるらしい。体力検査をやっていた二人が今は血液検査の数値に一喜一憂している。皺の数ほど色んな所に食事に行った二人。今、友人が言ったネタもいつもの定番だ。今日もまたこの話で二人が満面の笑みを浮かべている。

  • 0
  • 0
  • 0

スターゲート

プロ野球観戦と、カラオケを歌うのが大好きな私は、本を読むのも趣味で主に新書コーナーに足繫く目を通しに行きます。今、一生懸命スマホやパソコンを勉強しています。表現力を磨いてどんどん発信していこうと考えています。【努力に勝る天才は無し】この言葉をモットーに精進していきます。皆さんどうぞ温かい目で見守って下さると幸いです。宜しくお願いします。

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内