正式名称は「仙台天道白衣大観音」と言います。その大きさは全長100m、日本で2番目に大きい仏像で、観音像では日本一の大きさです。あのニューヨークの自由の女神像よりも少し大きいんです。
場所は仙台駅から車で20分の泉区中山に鎮座しています。一度乗車するバスを間違えて中山まで来たことがありました。近くに住む方々は見慣れているのかもしれませんが、その時初めてバスの窓から至近距離で見て、大きさに驚きました。
また時間がある時に訪れてみたいと思っていましたが、数年越しに訪れることができました。
『出発』
仙台の中心部からは少し離れているので、バスで向かいました。2月下旬に訪れたのですが、バスに乗っていると雪が降り始めました。予報を見てパラつくくらいだろうと思っていたのですが、中山に着く頃には本降りになってしまいました。そう言えば中山に向かうバスはみなタイヤチェーンを着けていました。

傘を持ってきていませんでしたが、知らない場所を散歩するのが好きなので観音像の周りを歩いてみました。歩いているうちにどんどん雪が降り積もっていきました。


観音像からバス停をひとつ戻った場所で撮影。
短時間で積もる程の雪が降り大変でしたが、雪の降る中の散歩も楽しかったです。しかし、近くのホテルに戻ると、夜中まで降る予報だった雪は程なく止みました…

星もきれいに見えました。
『翌日』
次の日は昨晩とは打って変わり、晴天でした。


歩道には雪が積もっていました。観音像へは宿泊したホテルから徒歩1分程で到着しました。

足元からみる観音像は迫力が違います。
2023年には大規模な塗装工事が話題になりました。ピンクに塗装された観音像を期間限定で見ることが出来ました。
『胎内へ』

観音像の足元が出入り口になっています。拝観料は中学生以上が500円で、ゆっくり観ると1時間程度かかるそうです。

迫力のある三十三観音像や十二神将も見ることができます。

エレベーターで12階まで登り、この螺旋階段をぐるぐると降りて行きます。神秘的にも思える不思議な空間です。

窓からは雄大な景色が見えました。船形連峰でしょうか。

夜に観音像の周りに見えていた赤い光はこれだったのですね。航空障害灯と言って、60メートル以上の建築物に義務付けされているそうです。

11階から3階には煩悩の数、108体の仏像があります。
途中の10階、6階、2階にはエレベーターがあり、階段で降りる自信のない方にも安心です。休憩の椅子も所々設置されていました。

エレベーターを使わずに下りきることができました。

記念に御朱印もいただいてきました。
『縁結びのスポット』


観音像を出て、裏手には鳥居があります。大黒天像が観音像が建設される以前から鎮座されているそうです。縁結びのスポットで、かわいい縁結びのリボンに願い事を書いて願うこともできます。
外国人観光客も多数見かけ、海外にも広く知られているのだと思いました。中は広々としているのでゆったりと拝観することができました。私は冬に訪れたのですが、中はとてもひんやり感じました。もしかしたら夏に訪れれば涼しいのでしょうか。
『撮影のベストポイント』
撮影の範囲が広過ぎて、どこから撮影すれば良いのかあまり見て回る時間はありませんでしたが、観音像のひとつ前の停留所からの撮影が、バスでも行きやすく撮りやすいと思いました。坂になっているので観音像の大きさが強調されます。

広角レンズは持っていないので、標準レンズで撮影しました。観音像から上は空けないで、観音像から下は空けて撮ると、さらに巨大感が増しました。


別の場所からも撮影。住宅街にある大観音像は非日常感を感じました。
『感想』
近くで見る観音像はとても迫力がありました。
ネット上などではその迫力から「ラスボスみたい」などと話題になっていましたが、仙台市制100周年に繁栄を願って建造された観音様なのだそうです。
市内の展望台から見える観音様という認識でしたが、近くへ訪れてみると大迫力で角度によっては表情が違って見えました。
住宅街にあるのでバスで向かうならば、朝と帰宅ラッシュの時間帯は避けた方がいいかもしれません。ちょうど行きのバスが帰宅ラッシュで混んでいましたが、昼間に乗ったバスはゆったり乗れました。
住宅街ですが、坂になっていますし、観音像の中は階段なので歩きやすい靴を履いていくと良いと思います。
気になっていた場所に行けて、建てられた由来なども知ることができてよかったです。
