2022年2月 楽しかった海外ドラマをご紹介 愛及屋烏
『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』(S1.2011~S5.2016)
当局の目を躱し、誰にも知られず我々は行動する。被害者であれ加害者であれ、 マシンがリストアップしたターゲットは必ず見つけ出す。
監視社会に現れた非合法(イリーガル)自警団(ユニット)、若干必殺仕事人。
自序
絶対これ、面白い奴だ。そう思ったのは、十年!以上前の事。
“ナレーション「年末年始はーー」ジョン「仕事だ」ハロルド「ああ」”
それに対して↑こんなCMを観たのは最近、2021年の年末である。
一挙放送するのは結構なのだが、数日で5シーズン分を録画できる機材は、普通の一般家庭には無い。
結局、第一シーズンしか録画出来てないし、テレビ権問題で視聴時間も取れずに終わる羽目に。
作品概要(解説)
愛する人を喪い、生きる目的を無くした元CIAのジョン・リース。
ホームレスとしてNYを彷徨う中、電車で絡んできた若者達を無傷で返り討ちにする。
警察に連行されるジョンだったが、何者かが保釈金を用意し、すぐに釈放される。
ジョンの前に現れた男ーーハロルド・フィンチ。ソフトウェアの天才で大富豪の彼は「君には仕事が必要だ」とジョンを計画に誘う。
対テロの為にハロルドが開発した、アメリカ国内の情報を集積と監視を行い、テロを予知するシステム、通称『マシン』。
だがマシンは、政府が有用視するテロ事件だけではなく、日常的に起きうる凶悪事件をも予知した。政府は無用と断じる、それを未然に防ぐ。
手掛かりは、マシンが示した事件に関わる人間の社会保障番号のみ。
作品要素(解説)
事件発生前という、並みの警察モノとは一線を画す、ハッキリとした緊張感。
警戒ターゲットが、事件の被害者なのか加害者なのか。
それも判別する事が出来ない状況が生み出す、どんでん返し。
特殊部隊出身でCIAだったジョンの時に被害者を守り、事件を防ぐ為のド派手な戦闘シーン。
非合法活動故に警察からも、マシンの存在を隠したい政府からも追われる四面楚歌の潜伏活動がドラマを盛り上げる。
to be next page. 02-2