2022年2月 楽しかった海外ドラマをご紹介 愛及屋烏
『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』(S1.2011~S5.2016)
Continuation from last page. 02-1
この世の中に余分なものなど存在しない。πのようにすべてが含まれる。どれか一つでも省いたら円ではなくなる。世界は今のままでいい。私たちも存在する方がいい。いなくなるよりもずっといいんだ。
認められない活動、その意義は。
バディからチーム(ユニット)へ、増えていく仲間
最初こそ、チームはジョンとハロルドの二人体制。(ジョンの勧誘の為に使った人員は別として)
第一話の事件で登場し以降、対立するNYPD内の悪徳警官グループ『HR』。
それに加担していたファスコ刑事。彼をリースは見逃した上で脅迫し、警察内部の情報源として手駒にする。
二重スパイとして、馬車馬の如く使われる羽目になる、不憫な太めの中年だ。 彼は二人の活動に付き合わされる内に協力的になり、やがて立場を利用してHR壊滅の一端を担う。
仲間に迎合し、悪事を働くヘタレから更生し、真人間かつまともな刑事になり、最終的にファンからはカッコいいデブ扱いに落ち着く。
一方で同じくNYPDの女性刑事のカーター。掃き溜めに鶴、みんなの女神。
リースとの最初の出会いは彼が地下鉄の中で若い男たちを叩きのめして逮捕された時。だが、基本的にはスーツを着た謎の男として認識していた。
最初は自警団のような行動をとるリースを逮捕しようとするが、リースに命を救われたことにより二人と手を組み、監視対象者の情報を流すなど協力するようになる。
マシンの存在やファスコが二人と働いていることを知らず、彼の行動を怪しんでいたが、S1最終話でファスコが二人と働いていたことを知る。
外部にいる信頼できる相手。ルパン三世が、映画で悪人の逮捕を銭形警部に託すイメージに近い。
二人は第一話から登場する刑事だが、後に増えるメンバーは主に敵対する立場だったり、リースの様に政府から切り捨てられた人員を拾うケースが多い。
端的に紹介すると怖いお姉さんだけで二人も増える。(過激派黒髪美女の1号とマシンラブの変態2号)
何なら、リースのかつての相棒だった元CIAの怖いお姉さん0号が敵にもいる。
他にも事件に関わって、ジョンに助けられた被害者が、後に手助けしてくれる事がチラホラと。
そして、個人的な最推しがベアー。ベルジアンマリノアという種の大型犬。
ネオナチの手先だったがジョンがお持ち帰りして、以降は仲間に。
ハロルドのボディガード兼戦闘要員として活躍。家にいる時は無邪気に遊んでいることが多く、超かわいい。
仲間たちの癒しで皆に可愛がられているが、ファスコのことは小馬鹿にしている節がある。
たまに人間の食べ物を貰っているようだが、普通は犬に人間の食べ物をあげたらダメ絶対。
あのCSIの放送時間を変更させた怪物番組(豆知識)
2011年9月の「PERSON of INTEREST」の初回放送。
“世界で最も見られている テレビシリーズ”に輝く「CSI:科学捜査班」を上回る1,333万人の視聴者を獲得。
CBSは、過去10年以上にわたって木曜日に放送されてきた「CSI:科学捜査班」を水曜日に移動させて『Person of Interest 』のために時間帯を開放することを促し、その時間帯を獲得した。
例のごとく日本の番組で例えるなら、新作ドラマの台頭で『相棒』が、放送曜日変更になる感じだろうか……割と有り得そう。
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