海外ドラマ見聞録 #04-1

2022年4月       楽しかった海外ドラマをご紹介       愛及屋烏                                    

アンフォゲッタブル 完全記憶捜査(S1.2011~S4.2016)

彼女は見たもの全てを記憶する。

故に忘れられない女。しかし、そんな彼女にもひとつだけ欠けた記憶があった。

自序

とりあえず、学生の頃ならテスト楽勝だろうな、という感想が最初になりそう。

漫画作品でアニメとドラマ版もある『探偵学園Q』の「メグ」が完全記憶能力者だったが、能力の割に実力が?な感じだったので若干の不満があったのを覚えている。チーム物かつヒロインだったので多少は仕方がない部分があるが、こっちは主役。

主人公キャリーの存分に能力を活かした活躍が楽しい。

作品概要(解説)

思い出せない――幼い頃、彼女の姉が何者かに殺害された事件の記憶。

彼女は、自らその事件を解決するためにシラキュースで刑事として捜査を進めてきたが、事件は迷宮入りしたのだった・・・。

姉の事件を解決できず、逆に凄惨な事件は忘れられず、澱のようにこびりつく。

どうしようもないほどに傷付き、疲れ果てていた。

同僚で恋人のアルとも別れ、キャリーは一度、刑事の職を辞する。

その後、彼女は認知症の母親のいる施設でボランティアに参加する傍ら、能力を使いギャンブルをしていた。

だが自身の暮らすアパートでの殺人事件でアルと再会し、刑事職に復帰。

キャリーのカムバックは、かつて解決できなかった姉の事件に挑む彼女自身の『準備』が終わったことを意味していた。

作品要素(解説)

主人公のキャリー・ウェルズはニューヨーク市警の女性刑事。

少女時代から現在まで目にしたもの全てを完全に記憶する「完全記憶脳」。

その能力で誰もが見落としていた証拠品や犯人の足跡を正確にあぶり出し、次から次へと殺人事件を解決していく。

同僚で元カレのアルとの微妙な距離感。個性的な刑事たちの背景。

大人の群像劇という横糸をつむぎながら、縦糸でありストーリーの主軸である、キャリー自身の「人生でただひとつだけ思い出せないシーン」の秘密へとやがてドラマの核心は向かっていく……。

が、中々進展しないのが視聴者的に憎らしい。

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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