海外ドラマ見聞録 #06-1

2022年4月      楽しかった海外ドラマをご紹介       愛及屋烏                                    

F.B.EYE!!相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿』(S1.2002~S2.2010)

これから二人、一緒に頑張っていこう?

自序

子供の頃、母親の持っていた「君の手がささやいてる」を読んでた時の気持ちが蘇ってきた。

ちょいちょい泣ける、というか泣かされる。またまた、推せるドラマを見つけてしまった。

二か国語+標準で字幕付きというのは、中々粋なAXN仕様だと思う。

作品概要(解説)

スー・トーマスは小さい頃から耳が聞こえないが、両親の教育と人一倍の努力でハンディを克服、夢だったFBIで働くことになる。

しかし、彼女が配属されたのは、障害者用の地味な仕事だった。

特別扱いされたことでスーは人事部に抗議に向かうが…。

そこで、彼女はある男性を見つけ、不満をぶつける。                            しかし、彼は人事部の人間ではなく、特別捜査官のジャック・ハドソンだった。

後のランチでジャックはスーに話しかけて相席になり、スーが耳ではなく読唇術を使って会話していることに初めて気づき、感心する。

そこで彼は、彼女のスキルを見極めるべくテストしようと考えた。                     それは遠く離れて座っている同僚のマイルズと隣の女性が何を話しているか読み取らせようというものだった。二人は週末の旅行について話していた。

ランチの後、スーは捜査協力という体で更にテストを受けさせられる。

それに合格したスーはジャックのFBIの中でも精鋭チームに入り、特別捜査官となる。チームには個性的なメンバーが揃っていたが、中でも秘書のルーシーは、スーとプライベートな話をしたり、共同生活を申し込んだりとスーを慕っていた。

だが、先日レストランで読唇したマイルズはルーシーと交際しながらも別の女性と行く週末の旅行の予定を密談していたのだ。

事件以上に友情の為に恋人の不貞を——真実を告げるべきか否か。スーは葛藤する。

特別扱いを嫌う彼女ではあったが、降りかかる現実はハンディを持つ身にも容赦なく厳しい。

しかし、そんな苛烈な現実を相棒犬のリーヴァイや仲間の支えと、持ち前の頑張りで乗り越え、スーは一人前のFBI捜査官として少しずつ成長していく。

作品要素(解説)

事件簿とタイトルにあるが、ドラマ性との比率は6:4といったところ。

最初、健常者だったスーが幼少期に聴力を失ってからの人生描写が丁寧で、その後の母親の覚悟や本人の必死の努力。

聴力が無かったが為に起きてしまった避けられない悲劇。

一話・二話で早速、泣かせに来る。

そもそも、動物物なだけでズルい。                                  悲報:相棒リーヴァイ、二話でいきなり撃たれる。

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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