『昭和のかがやき』へようこそ!
今回のテーマは「昭和のレジャー」です。 昭和後期(1970〜80年代)、マイカーの普及や高速道路網の整備、そして人々の生活の豊かさとともに、休日の「お出かけカルチャー」は爆発的な進化を遂げました。
日曜日の朝、家族や仲間と胸を躍らせて出かけた、あの頃のパワフルなレジャー風景を振り返ってみましょう!
1. 家族の思い出が詰まった「屋上遊園地」と「テーマパーク」
昭和の休日のお出かけ先として、子どもたちに絶大な人気を誇ったのが「デパートの屋上遊園地」や全国各地にできた「遊園地」でした。
観覧車やゴーカート、10円で動く木馬に乗り、風を感じながらはしゃぐ時間。遊園地の噴水広場で食べたソフトクリームや、紙コップに入ったジュースの味は格別でした。
昭和後期になると、大型テーマパークやサファリパーク、ヘルスセンター(温泉とショーが楽しめる施設)なども続々とオープン。非日常のワクワク感を求めて、全国の行楽地が連日大賑わいを見せていました。
2. 大自然へ飛び出せ! 「潮干狩り・海水浴」と「キャンプの走り」
季節ごとのアウトドアレジャーも、昭和の家庭にとって欠かせない恒例行事でした。
春になればバケツとクマデを持って家族で「潮干狩り」へ出かけ、アサリでいっぱいになったバケツを誇らしく眺める。夏になれば、大きなラジオやパラソル、重たいクーラーボックスを車に積み込んで「海水浴」へ出発!
昭和50年代後半からは、バンガローやテントに泊まる「キャンプ」や「バーベキュー」のスタイルも徐々に浸透し始め、大自然の中で不便さを楽しむ新しいレジャーの形が広まっていきました。
3. 国道は大渋滞! カセットテープをお供にした「ドライブ」
昭和のレジャーを語るうえで外せないのが、家族や恋人と出かける「ドライブ」です。
当時はカーナビもETCもありません。お父さんは分厚い「道路地図帳(マップルなど)」を事前に開き、ドライブコースを念入りにチェック。助手席のお母さんがナビゲーターを務めました。
渋滞に巻き込まれても、車内でお気に入りのカセットテープを流して歌ったり、パーキングエリアで名物のソフトクリームやアメリカンドッグを買ってもらったりと、移動の時間そのものが最高の娯楽だったのです。
おわりに
今のレジャーは、事前予約やWEBチケットでスムーズに、スマートに楽しめる快適さがあります。
でも、昭和のレジャーには「どこへ行っても人波と熱気に溢れ、目的地に着くだけで大冒険だった楽しさ」がありました。
混雑した車内、みんなで分かち合ったお弁当、日焼けした肌の火照り。 家族や仲間と汗をかき、声を掛け合いながら同じ思い出を共有した昭和の休日の輝きは、今も私たちの心の中に温かく残っています。
