『昭和のかがやき』へようこそ!
今回のテーマは「昭和のおやつ」です。 昭和後期(1970〜80年代)、3時のおやつタイムは子供たちにとって1日の中で最も待ち遠しい時間でした。
お母さんが作ってくれた手作りのおやつから、CMを見て憧れた市販のお菓子まで、甘くて香ばしいあの頃の思い出を振り返ってみましょう!
1. 蒸気と甘い香りが漂う「手作りおやつ」の温もり
昭和の家庭のキッチンでは、午後になると甘くて優しい香りが漂っていました。
小麦粉と砂糖、卵を混ぜて焼いたシンプルなホットケーキや、大きな鍋で作る蒸しパン、ちょっと特別な日の手作りプリン。少し焼きすぎて焦げてしまったり、形が不揃いだったりするのも手作りならではの味でした。
また、夏休みにはカルピスを薄めて製氷皿で凍らせた自家製アイスキャンディーや、麦茶と一緒に食べるひんやり冷やしたトマトやスイカなど、素朴でありながら身体も心も満たしてくれるおやつがたくさんありました。
2. 憧れのTVCM! パッケージもワクワクした市販のお菓子
昭和40年代から50年代にかけて、テレビCMの普及とともに大ヒットお菓子が次々と誕生しました。
箱に入った高級感漂うポッキーやチョコレート、箱を開けるとシールやオマケが入っているグリコのお菓子、カラフルなマーブルチョコやチョコボール。パッケージの裏にあるクイズや仕掛けにワクワクしながら食べたものです。
100円玉を片手に近所のスーパーや商店で選ぶお菓子は、子供たちにとってちょっとした贅沢であり、友達と持ち寄って見せ合う最高のコレクションでもありました。
3. レトロでポップな「アイス」と「ジュース」の世界
放課後や遊んだ帰りに食べる冷たいおやつも格別でした。
チューブ状のポリエチレン容器に入った二つに割って分ける「チューペット(チュッチュ棒)」は、兄弟や友達と分け合う夏の定番。ホームランバーで「あたり」が出たら大急ぎで駄菓子屋に走ったり、パキッと割って食べるダブルソーダをうまく分けられずに悔しがったりと、アイスひとつにもドラマがありました。
瓶に入ったフルーツ牛乳や、粉末を水で溶かして飲む渡辺の粉末ジュースなど、少しフシギでカラフルな飲み物も子供たちの舌を楽しませてくれました。
おわりに
今の時代のお菓子は、健康志向で素材にもこだわり、洗練された美味しさに満ちています。
でも、昭和のおやつには「一口食べた瞬間に顔がほころぶような、ストレートな甘さと温もり」がありました。
友達と分け合って食べたアイス、お母さんが作ってくれた出来立てのホットケーキ。おやつを食べながら過ごしたあのゆったりとした午後の時間は、今も私たちの記憶の中で甘く輝き続けています。
