【昭和のかがやき】モーレツから24時間戦えますかへ! 昭和のサラリーマン

『昭和のかがやき』へようこそ!

今回のテーマは「昭和のサラリーマン」です。 昭和後期(1970〜80年代)、日本企業の高度成長やバブル景気を影で支えていたのは、スーツを着て街を奔走するサラリーマンたちでした。

現代とはまた違った熱量と連帯感にあふれ、どこか人間味に満ちていた「昭和のモーレツ社員」たちの日常を振り返ってみましょう!

1. カセットと書類でパンパンの「ビジネスバッグ」と駅の売店

昭和の朝の通勤ラッシュは、まさに戦場のような熱気に包まれていました。

スーツに身を包んだサラリーマンたちの手には、書類やカセットテープ、時には重い資料が詰まった革のビジネスバッグ。駅のホームの売店(売店のおばちゃん)で手際よく『日経新聞』やスポーツ紙を買い、折りたたんで満員電車の中で真剣に目を通すのが朝の定番風景でした。

タバコが吸える車内やホームも多く、紫煙があつまるホームで缶コーヒーを飲み干し、今日の仕事へと気持ちを切り替えていたのです。

2. アナログだからこそのドラマ! 「足で稼ぐ」営業スタイル

携帯電話やメールがなかった昭和時代、仕事の基本はとにかく「足と電話」でした。

ポケットいっぱいに10円玉や100円玉を詰め込み、街角の緑の公衆電話から会社や取引先に「今から伺います!」と連絡を入れる。分厚い名刺入れを胸ポケットに忍ばせ、何回も相手の会社へ足を運んで信頼を勝ち取る「泥臭い営業」が当たり前の世界でした。

約束の時間に遅れないよう、街の地図帳を片手に汗を拭き拭き歩き回る姿には、泥臭くも力強い仕事への誇りがみなぎっていました。

3. 夜の赤ちょうちんと「ネクタイ鉢巻き」のアフター5

仕事が終わると、待っているのは同僚や上司と繰り出す「アフター5」の街でした。

ガード下の赤ちょうちん居酒屋やスナックに集まり、ビールジョッキを交わしながら仕事の愚痴や未来の夢を熱く語り合う。時にはネクタイを頭に巻き、カラオケで熱唱して日頃のストレスを吹き飛ばしました。

「終電を逃したらタクシーを捕まえる」「上司のおごりで朝まで飲む」といった破天荒さも含めて、会社という組織を超えた家族のような強い連帯感がそこには存在していたのです。

おわりに

今の働き方は、リモートワークや効率化が進み、プライベートとのバランスがスマートに保てるようになりました。

でも、昭和のサラリーマンたちには「がむしゃらに働き、自分たちの手で社会を豊かにしているという圧倒的な活気」がありました。

汗をかいて街を走り回り、夜は仲間と肩を組んで笑い合う。日本という国を前へ前へと推し進めた昭和のお父さんたちの背中は、今見てもたくましく、まぶしい輝きを放っています。

  • 0
  • 0
  • 0

きんいろ旅程

きんいろ旅程(りょてい)と申します。おもに歴史や競馬などをテーマに、幅広く記事を執筆中。「どんな人にも読みやすい記事を書く」ことをモットーに、日々WebライティングやSEO、Wordpressなどを勉強中です。名前の由来は競走馬「ステイゴールド」から。Twitter→@kinniro_ryotei アイコン:畦ノつぶて様 @azeno_tsubute22

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内