2024年1月29日パレスチナ・ガザ地区、イスラエルの攻撃の中6歳の少女の助けを求める声、撃たれる救急車、決して忘れない・忘れられない届かなった声、      ヒンド・ラジャブの声

ストーリー

パレスチナ・ヨルダン川西岸地区ラマラッラーにある人道支援組織「赤新月社」の緊急通報センター。そこでは遠く離れたガザ地区からの通報も引き受けており、スタッフ達は日夜、緊急通報の対応に追われていた。        2024年1月29日の14時30分頃、オペレーターのオマールが緊急連絡通報を受けると、電話口の相手はドイツ在住のパレスチナ人男性だった。ガザ地区テル・アル=ハワ地区からの避難命令を受けた彼の親族が車で移動していたところ、イスラエル軍に銃撃されたという。安否確認のため、教えられた番号に電話をかけると少女が応答するが「戦車が横にいて、撃たれている」と言い残し、叫び声とともに通信は途絶える。緊急通報センターでは、死は珍しいことではない。それでも少女が殺されたことに動揺するオマールだが、カウンセラーのニスリーンとの会話により、なんとか落ち着きを取り戻すのだった。 オマールが席に戻ると、ドイツ在住の男性から「6歳の娘がまだ車内に取り残され隠れている」との連絡が入る。上司のラナと共に再度確認の電話をかけると、電話に出たのは先ほどと違う少女だった。「早く来て、撃たれちゃう」。助けを求める彼女の名は、ヒンド・ラジャブ・ハマダ。彼女の叔父、叔母、その子供たちも車に同乗していたが、生き残っているのは彼女一人だった。オマールは調整責任者のマフディに救急隊の派遣を要請するが、イスラエル軍の占拠するガザ地区では、安全なルートを確保しなければ救急車ですら攻撃されてしまう。過去に大勢の救助者が殺されており、ガザ地区で残っている救護チームは1チームのみ。     救急車はヒンドがいるわずか8分の距離にいたが、許可が出るまで出動はできない。マフディがイエルサレムの赤十字経由で救急車のルートを調整しようとする間も、電話の先ではヒンドの「戦車が来る」という言葉を最後に通話は途切れてしまう。ヒンドは殺されてしまったと考えたラナは強いショックを受けるのだった。           一向に進まない状況に我慢の限界が来たオマールは、旧知の仲であった救助者に直接連絡を取り、独断で救助を進めようとするがマフディに制止される。2人の衝突でチームに緊張が走る中、再びヒンドとの通話が繋がった。    彼女はまだ生きていたのだった。赤十字から調整を断られたマフディは、代わりに保健省に連絡を取るが、日が暮れ始めてもなお調整は難航する。ヒンドが負傷し、出血していると判明すると、さらにオマールは激昂、チーム渡航先、板挟みの重圧に追い詰められてたマフディはトイレに閉じこもってしまう。先の見えない状況に誰もが疲弊していく中、ついに救急車出動の許可が降りるのだが、、、、、

なぜ?6歳の少女達(あえて達)は殺されたのか?            すべての悲劇はここから始まった2023年パレスチナ・イスラエル戦争、                  

2023年パレスチナ・イスラエル戦争(2023ねんパレスチナ・イスラエルせんそう)は、2023年10月7日に開戦した、パレスチナのガザ地区を支配するイスラム主義組織のハマース(ハマス)とイスラエルとの間の戦争である。   国連人権理事会に6月18日、独立国際調査委員会は「2023年10月7日以降、占領下パレスチナでのイスラエルの子供たちを標的とする意図的な攻撃があった」とする報告書を提出し、その中で、ヒンド・ラジャブの殺害を代表例のトップに上げた、事件が起きたのは翌年の「2024年1月29日、ガザ市テル・アル=ハワからの避難を試みていた、同日12:00、一家の長女である15歳のラヤンはヒンドの電話で話し、ヒンドが負傷し、残りの家族は全員死亡したことを確認した。14:45分頃、ラヤンはパレスチナ赤新月社のホットラインオペレーターと電話で話し、車の隣に戦車がいると伝えた。オペレーターは通信中に銃声とラヤンの悲鳴を耳にした。この時点でラヤンはおそらく?死亡した。その後、赤新月社からの電話にヒンドが出たが、背景には銃声が響いていた。通話の一つで、ヒンドは母親に対し、上腕、背中、足に銃弾を受けたと伝えている。ヒンドと母親の通話は19:00時ころまで続いたが、その後ヒンド話すのをやめた、ヒンドはおそらく?この頃に死亡したものとみられる。 同日同時刻、17時40分頃、ガザ市のアル・アハリ・パブテスト病院から、イスラエルの「占領地政府活動調整局(COGAT)およびガザ保健省からの許可を得た後、救急隊員が派遣された。救急車が、ヒンドが閉じ込められていた車から約200メートル離れた地点に差し掛かったとき、赤いレーザー光線が救急車を照らした。救急隊員とパレスチナ赤新月社との通話中、激しい銃撃音と戦車の砲撃音が聞こえた。パレスチナ赤新月社と救急隊員との通信は18:00分に途絶えた。 報告書では、現地でのヒンドらの遺体の回収や、現場での映像を確認して次のように書く。

ヒンドの遺体、彼女ら家族6人の遺体、そして救急車内にいた赤新月社の救急隊員の2人の焼け焦げた遺体は、12日後に回収された。それ以前、赤新月社は当該地域にイスラエル治安部隊が展開していたため、現場に立ち入る事ができなかった。ヒンドの車は損傷を受けていた。おそらくイスラエル軍の装甲ブルドーザーによって無理やり動かされ、ガソリンスタンド前のコンクリートの縁石に押し付けられていたためだろうが、遺体の回収が困難となっていた。赤新月社の救急車は、その車から約40~50メートル離れた場所で発見されたが、焼けて原型を留めていなかった。委員会は、現場の映像を確認した。そこには、押しつぶされ、焼け焦げた救急車の残骸が映っており、社内の残骸からは人間の股関節や脊椎の骨が確認された。救急車の左後部ドアには、約23×26センチメートルの貫通孔が確認された。これはメルカバ Mk 4(イスラエルの主力戦車)主力搭載砲から発射されたとみられる120ミリM830A1高爆発性対戦車多目的トレイサー弾(HEAT(成形炸薬弾)-MP-T)の着弾痕と一致している。発射済みの砲弾も、車両近くで発見された。 (下記注釈、FN機関銃)

調査報告書では「ラヤンへの通報で聞こえた音声弾道分析の結果」として次のように書く。この車両はメルガバに搭載された7.62×51ミリのベルギー製FN機関銃(MAG)によって、おそらく13~23メートルの距離から射撃されたことが判明した。戦車と車の距離からすれば、 戦車内のイスラエル兵は車内の子供たちをはっきりと見ることができたはずである 。と委員会は評価した。報告書ではイスラエル軍の事件後の対応について次のように書く。2024年2月24日、イスラエル治安部隊はメディアに対し、予備調査の結果、同部隊は当該車両の近くにはいなかった事が示されtたと伝えたとされる。
IDF Merkava Mk 4M main battle tank

טנק מרכבה סימן 4מ של צה”ל עם מערכת הגנה אקטיבית “מעיל רוח” תוצרת ישראל ומקלע כבד 0.5 הנשלט מתוך הצריח

イスラエル治安当局は、その地域には自軍が展開していなかったため、赤新月社の救急車について現場部隊との安全通行の調整は必要なかったと主張した。さらに、イスラエル治安部隊は、この事件は、軍事作戦中の例外的な事件の調査を担当するイスラエル軍の機関である「参謀本部事実調査評価メカニズム」に引き継がれたと報じている。   しかし、、2年以上が経過して今なお、イスラエル軍で、いかなる調査も行われたという情報は把握していない。  

調査委員会は 「イスラエル治安部隊が『部隊は、少女が発見されたとされる車両の近くや、その射程範囲内に存在しなかった』という主張は明らかに虚偽である」  。という認定した。その理由について、委員会はこう書いている。   衛星画像、供述、および、イスラエル治安部隊からの避難命令を検討した結果、事件現場に隣接するファレスガソリンスタンドの周辺にイスラエル治安部隊の車両が存在していたと結論付けるに足る根拠があると判断した。ある衛星画像では、最も近いイスラエル軍の戦車と、その車が駐車されていたファレスガソリンスタンドとの距離は約275メートルと推定されている。

委員会は、次のように結論付けている。 その時イスラエル治安部隊隷下の第162師団傘下の第401旅団が、その地域で作戦を行っており、社内に子供たちがいることを知りながら、ヒンド・ラヤン、その他の子供たちを至近距離から射撃するなどして、車内の家族を意図的に標的にし、赤新月社の救急車への砲撃によってヒンドの医療救助を妨害した。

この独立調査委員会の報告書では2023年10月以来、これまでに2万人以上の子供が殺害されていることについて、イスラエル軍が子供を「標的にしている」と認定し、その冒頭でヒンドの例が登場する。報告書の記述にリアリティを与えてるのが、殺害される直前まで続けられたパレスチナ赤新月社のホットラインイペレーターとヒンドのやり取りであることが分かる。(えーここに、ラヤンの銃撃記録音が残っている。正直、俺も悲惨すぎて耳を塞ぎたくはありますがあえて,向きあいたいがためにリンクを張ります。なお繊細な方や聞きたくない方は読み飛ばしていただていていいのですがあえて記載はします。なお、聞く方は覚悟だけして聞いていただきたいと思います。)

報告書には「子供であるということ、そのものが破壊された。(The essence of childhood has been destroyed)というタイトルがつけられている。子供を意図的に標的にすることによって、単に生命を奪うだけでなく、人間社会が守るべき「子供」という存在の根本的価値まで侵害している、という強い審理的告発がこめられていうべきだろう。

最後に、今もイスラエルとアメリカがイランに対し武力紛争をし、ロシアとウクライナでも戦争をやっている、戦争は無くならずヒンドやラヤンだけではない、今も、民間人やパレスチナの子供たちは今も傷つき、殺されている現実がある。

「戦争の最初の犠牲者は真実である」という言葉がある。1912年代に実在したアメリカの政治家ハイラム・ジョンソンの言葉である。(”The first casualty when war comes is truth”)どんなに真実を隠そうともヒンドやラヤンの声が遺り続けるかぎり真実は浮かび上がるものである。かって、ネルソンマンデラという賢人がこう言っていた「パレスチナの自由なくして、私たちの自由は完全ではないことを、私たちはよく知っている。」この賢人の言ったことは正しい。ここに国連の報告書の中で見つけた文書にこう記載がある、「2026年6月18日、「子どもの本質が破壊された」:2023年10月7日以降、イスラエルが占領下のパレスチナ領土でパレスチナの子どもたちを意図的に標的にしていることに関する報告書(A/HRC/62/CRP.2)子どもの本質が破壊された」:
2023年10月7日以降、イスラエルは占領下のパレスチナ領土でパレスチナの子どもたちを意図的に標的にしている。

占領下のパレスチナ領土に関する独立国際調査委員会

東エルサレムとイスラエルを含む、(から抜粋)占領下のパレスチナ領土(東エルサレムを含む)とイスラエルに関する独立国際調査委員会は、パレスチナの子どもたちに対する、または子どもたちに影響を与えている侵害行為や犯罪を調査しており、2023年10月7日以降、イスラエル治安部隊による深刻な身体的および精神的危害により、少なくとも20,179人の子どもが死亡し、44,143人の子どもが負傷したと報告している。

本報告書は、2025年10月のガザ和平計画以降の停戦後も含め、パレスチナの子どもたちに対する意図的な標的殺害について詳述している。委員会はまた、東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区において、イスラエル人入植者によるパレスチナの子どもたちへの暴力行為が急増していることについても調査している。

356. 委員会は、独自の調査と文書に基づき、以下の事件において、イスラエル治安部隊の以下の師団、旅団または部隊がガザ地区およびヨルダン川西岸地区におけるパレスチナの子供たちの殺害および負傷に責任がある可能性があると、合理的な根拠に基づいて結論付けた。

(a)クフィル旅団は、2025年11月29日にガザ南部のハンユニスの東にあるバニ・スヘイラ付近でドローン攻撃を行い、10歳と9歳の兄弟2人を殺害した。

(b)第162師団、特に第401旅団とシャイェテット13は、2023年12月20日から21日にかけてシェイク・ラドワンで、30人の家族がいる家の中に手榴弾を投げ込み、5歳の男の子に重傷を負わせ、その後、男の子の妊娠7ヶ月の母親と父親を含む家族8人を射殺した。

(c)第162師団傘下の第401旅団は、2024年1月29日にガザ市テル・アル・ハワでヒンド・ラジャブとその親族(車に乗っていたラヤンや他の子供たちを含む)を射殺し、パレスチナ赤十字社の救急車を砲撃してパレスチナ人道支援活動家2人を殺害した。

(d)第98師団は、2024年1月24日にハーンユーニス西部で白旗を持った15歳の少年とその兄弟を狙撃銃で射殺した。

(e)クワッドコプターを操作する多次元ユニット/ユニット888または「リファイム」(ゴースト)ユニット468は、2024年4月12日に生後10日の男児を、2024年8月24日に4歳の女児を銃撃し負傷させた。

(f)第99師団は、2024年12月10日にブレイジ難民キャンプで狙撃銃を使用して8歳の少年を銃撃し負傷させた。

(g)2024年9月25日、ジェニン南部のアンザで少女2人(と高齢女性1人)を銃撃し負傷させたドゥヴデヴァン部隊。

(h)「ヨルダン渓谷および渓谷旅団」、別名第417地方旅団は、2025年1月8日にタムン村でドローン攻撃により10歳の少年、8歳の少年、および彼らの23歳の男性のいとこを殺害した。

(i)メナシェ旅団が2025年1月25日にジェニン南部で2歳の少女を射殺した。

(j)エフライム旅団は、2025年1月28日にトゥルカレムで10歳の少年を射殺した。

(k)2025年11月16日にアル・ファラー難民キャンプで14歳の少年を射殺したとして、メナシェ旅団(第431領土旅団としても知られる)の指揮下で活動していた空挺大隊。

イスラエル兵たちが多くのパレスチナの子供たちや民間人を殺してきたのがよくわかる。現在進行形で問題視されるこの現実はイランとの武力紛争下でも多くの民間人が殺されている。最後の最後に現在この映画は宮城県では公開が残念ながら終了してしまいましたが、他県では上映中の劇場がまだあるのでぜひ劇場でこの映画をご覧になってください。ヒンドたちの魂が安らかに眠れますように。彼女たちを殺した者たちが地獄に落ち決して安らかに閉じられることがありませんように、パレスチナに自由を!!

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KIKU

映画とガンプラの作り方の紹介と戦闘機やミリタリー系銃の雑誌も読むので コラム作成や映画のシナリオ作成や詩を書くこともあります。

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