初めまして、こんにちは!私は、水鈴と書きまして「すいりん」と言います。
私が、自己出版した「死なない程度に頑張ろう」の、解説や裏話を年を追ってお話ししたいと思います。
中学時代からの日記を本にしましたが、自分自身も訳の分からない文章だったり。語彙力がないながらも一生懸命に書き綴った日記を公開する時があるなんて・・・。
少し恥ずかしいですが、頑張って解説していきます!
ペンネームの由来
おぉ~っと!忘れてたことが!
名前の由来もこの辺で軽くご紹介致します。
「水鈴」と書いて「すいりん」と、読みます。「水」は、本名から取って、「鈴」は、「リンリン」となる鈴の音が好きだったので「りん」と、言う形で取りました。
私は、この名前が気に入っていて何なら本名より好きかもしれません(笑)
表紙・背表紙・帯について
さてさて、本編を始めますか・・・
まずは!表紙や背表紙、帯について語っていきたいと思います。
表紙は、色々な意味がありまして実際の水鈴は、ぽっちゃり体系のロングヘアーなのですが
いつか、痩せたら髪型をボブにして髪色も変えたい。ブルーが好きなのでブルーの
ワンピースに真っ赤なパンプス、大好きなオレンジのガーベラを持って記念撮影をしたい。
という、願望丸出しの表紙にしました。周りの猫たちは、我が家の愛猫たちとこのイラストを描いてくださった漫画家さんの「ウメダシズルさん」の愛猫を描いていただきました。
シズルさんとはかなり長い付き合いで私が小学6年生の時、猫マンガを描いていたシズルさんにファンレターを書いたらお返事が返ってきてそれからずーっと文通をしています。今年で文通歴14年になります。
それにしても、本の帯の言葉が素敵すぎます。
「生きる証のように 心の叫びをつづり続けた
心の折れる音が 聞こえてきそうな日記を書籍化」
実際何度心が折れそうになったか・・・。
日記の書籍化について
何故日記で残していたかと言いますと、正直な話・・・
「悔しくてたまらなかった」
毎日、毎日死ぬほどしんどかった日々を、自分の中だけで終わらせたくはなかった。
どんな暴言でも感謝の言葉でも、誰かに伝えたかった。そんな、私は、ネットの広告で
「あなたの言葉を本にしませんか?」
と言うのに惹かれて、相談だけでも・・・という軽い気持ちで文芸社に依頼しました。
話はトントン拍子に進みましたが、大きな壁が立ちはだかりました。
そう、それは
「出版費」
最初の話では、約300万程と言う説明を受けて、頭が真っ白になりました。
発刊への転機
学生だった私は、諦めの境地にいました。
300万なんていくら頑張っても稼げる話ではない。しょうがない、諦めよう。
その後、しばらく本の話はなくなり、それから半年後・・・
出版社からお電話が。
「水鈴さん!文芸社セレクションに選ばれましたよ!!!」
はて、文芸社セレクションとは?と、調べると、普通の本の出版は基本的には
「ハードカバー」という、重くて持ち歩きには少し不便な本で、もし、ハードカバーの
売上が良かったりすると「文庫本」というものが作れるらしく、私の場合、
ハードカバーをすっ飛ばして、文庫本の出版が決まりました。
そこからが忙しい日々でした。専門学校の卒業シーズン&動物看護認定試験で、頭がパンクしそうになりながらも、担当さんとの連絡、文章の確認、登場人物の名前変更等々
ほんとーーーーに忙しかったです。卒業後は、ペットホテルの清掃員などで、何とか借金を返していきました。ちなみに文庫本でも出版費は130万程でした。
ハードカバーに比べると安いですが、それでも20歳そこそこの小娘が簡単に返せる値段ではありませんでした。今は、返済も終わり少しホッとしています。
気になる「アレ」は・・・
みなさん、気になるとお思いでしょう?印税を!
そもそも刷ってもらった部数が150部くらいだったし、無名の作家に目を向けてくれる方も少なく、印税はたったの
「1000円」
でした。
いや~!130万が1000円って!
今時の小学生でももっといいお小遣いもらってるよ!なんて突っ込んでました。