みなさん、こんにちは。動物大好き水鈴と申します。
これからご紹介致しますのは、私が長年経験を積んでようやく飼うことのできた
「ピンポンパール」
について徹底解説いたします。
「ピンポンパール」とは
まず、名前からして可愛い「ピンポンパール」。名前の通り、ピンポン玉のような体系をした魚です。
私が、ピンポンパールの存在を知ったのは、小学4年生の事でした。
月に数回ペットショップに通い、丸くてプクプクしていたピンポンパールに一目惚れしました。しかし、出始めだったピンポンパールは、お値段が高かった。
何と!1匹
「1200+税」
小学生の数か月分のお小遣いでも買えるような値段ではありませんでした。がっかりして水槽を背にし帰ろうかと思ったら父が、
「欲しいなら買ってあげるよ。値段もそこまで安くないけど頑張って育てるんだぞ!」
と、買ってくれました。確か3匹くらい買ったのを覚えています。
しかし、翌日には皆さん、弱ってきて酸素の量を増やしたり大きな水槽にしたりと頑張りましたが、1週間そこそこでみんな死んでしまいました。
「何でだ?何で死んだんだ?酸素量も多かった。日光に当ててカルキ抜きした水を使った。何が原因何だ?」
沢山考えましたが、あの当時、ネットが普及してなかったので、得られる情報は
図鑑くらいでした。でも、載ってないんですよ。ピンポンパールの事が。
私は、足しげくペットショップの店員さんに沢山質問しました。
返ってきた答えが衝撃的でした。
1・ピンポンパールは、水流に弱いので必要最低限の酸素で十分
2・小さい水槽での飼育は向いていません
3・初めての場合、可愛そうだからといって沢山飼うとストレスで死んでしまいます。
4・寒さに弱いためヒーターをいれましょう。
以上が、店員さんに聞いた注意事項でした。
私は今、ピンポンパールを2匹と出目ピンポンパールを2匹飼っています。
最初は、2匹の予定でしたが珍しい出目金のピンポンパールがいたので購入しました。
注意と個人的所感
1.飼育者から言って本当に水流には弱いです。少しでも早い水流にすると水槽の中を水流と共に回っています。なので、私は、このフィルターを使っています。
これは、名前の通り水流が弱くて小さなピンポンパールでも流されることはありません。
この商品は、大きさが3種類あるので使い分けることも可能です。
2.槽は、大きければ大きいほどストレスは、かからないと思います。
我が家の水槽は、60cmのスリム水槽を使っています。
段々成長するにつれて水槽のグレードアップは、必要になってきます。
3.ピンポンパールは、本当にストレスに弱く、繊細に繊細に扱わなくてはならないです。しかし、パターンをしっかり確認することで長生きする秘訣にもなります。
毎回、水替えがピリピリします。少しでも水が冷たいと動きが鈍ったり、底の方で沈んで動かなかったり。しかし、私としては購入して1か月持てば峠は越えるような気がします。3か月~半年を過ぎればもう、ピンポンライフを送れると思います。
4.ここが普通の金魚より配慮が必要です。
寒いと底に沈んだり、動きが鈍くなったり。熱帯魚程の高温ではなくていいので、
金魚用のヒーターを入れることをお勧めします。
我が家のピンポンパール
我が家で飼っているピンポンパールには名前があります。
体が大きい子が「ダンちゃん」、小さい可愛い子が「しずくちゃん」。
出目ピンポンは、柄がそっくりで見分けがつかないので2匹とも「デメポンズ」と、呼んでいます。私が、水槽に近づくとご飯がもらえるのかと思い水面に寄ってきてパクパクします。
ピンポンパールの病気
もう一つ、覚えておかなければならないことがあります。
病気なのですが、厄介なのが「転覆病」です。(てんぷくびょうと言います)
ご飯が古いものや、食べ過ぎで消化不良を起こすとお腹を上にして水面を漂います。
しずくちゃんも、転覆病になり少しお高めですが200gで2000円以上の転覆病にいいご飯をあげています。
半年間毎日あげてようやく沈むことを覚えました。
その他に、金魚用の塩を入れて塩分濃度を高めたり。
「動物を飼う」ということ
私が、思うに金魚然り動物を飼うという事は、全てが新鮮です。
犠牲が必要とは言いませんが、経験がものを言うことも確かです。
私は、今まで沢山の動物を飼うたびに勉強をします。少しでも長い時間を共にしたいですからね。ダンちゃんやしずくやデメポンズは、3代目です。初代のピンポンパールの
「ピンちゃん」は、3年で亡くなりました。前日も元気にご飯を食べていましたが
朝、ご飯をあげに行くと亡くなっていました。
あまりにも悲しく、急な死に思考回路が停止しました。涙が頬を伝いました。
追いかけるように涙が無常にも水槽の蓋に落ちました。
今は、元気に大きくなるように頑張っています。