LSS #01-2

LATER SEQUELS SERIES #01

2022年10月  後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ     愛及屋烏

電光超人グリッドマン(1993~)

SSSS.GRIDMAN (2018~)

SSSS.DYNAZENON (2021~)

Continuation from last page. 01-1 https://no-value.jp/column/30955/

邪悪な「のび太」と邪悪な「ドラえもん」な敵サイド

敵サイドの主人公とも言える、ハッカー・藤堂武史の性格は根暗で陰鬱で卑屈で性悪で虚弱で嫉妬深く運動神経0でぼっちで厨二。

上記の性格から馬場一平からは「じめじめしたナメクジ野郎」、                                                              ナレーションにさえ「歪んでいる」と言われてしまう。

井上ゆかに異常なほどの執着心を抱き、                                                                   何とか自分だけのものにしたいと思っているが、まともに会話すら出来ない。                                       武史の歪んだ愛情の為、ゆかは何度も命の危険に晒されている。

誰が呼んだか「邪悪なのび太」。

警察・電話・水道水・リア充・時計・ゲーセン等の、世の中全てに憎悪する。                                  自分の気に入らない物はコンピューターワールドに怪獣を送り込み破壊する(または都合のいいように作り変える)という、非常にタチが悪い性格。

例えば、朝寝坊の怒りを目覚まし時計に向け、標準時の『グリニッジ天文台』にメカギラルス※を送り込み、全世界の時計を操り、それに併せて催眠を掛ける事で強制的に『時間通り』に同じ一日を繰り返させた。

だが「公序良俗を守れない奴が許せない」等、極稀に正しい事を言う事もある為、武史なりに良心や正義感も持っている事を伺わせる発言もある。そんな彼を唆すのが、魔王カーンデジファー様、ハイパーワールドから現れた魔王。

自宅警備員にして万能セキュリティ。コソ泥にも容赦しない。                                             武史を操って世界征服を狙う。                                                               あまり上手ではない武史の絵を上手く手直しして、本物にして送り込む。                                        「なかなかいい出来だ」と、フォローも忘れない。                                                   怪獣や武史への司令役も担う。正直、武史はあまり仕事してない。

作戦はほぼ武史の逆恨みからの立案だが、                                                         カーンデジファーが提案する事もある。                                                     だが、考える作戦は過激な物ばかりの為、武史も流石に反抗する事があるが、                                   そんな時は電撃で当然お仕置きされる。

37回目の敗北でさすがにキレ、武史を追放。                                                  一人でコンピュータを動かして世界中のコンピュータをハッキング、人類を恐怖に陥れた。じゃあ、最初から武史いらないじゃん!

データサイズはフロッピーディスクに収まる、驚異の省エネ魔王。

もっとも、カーンデジファーは変化自在で、自ら次元移動が出来るのであんまりサイズの話は意味がなかったりする。                                                誰が呼んだか一部ファンから「邪悪なドラえもん」と例えられる。

※第一話に登場した、以前のギラルスのデータを基に武史が再改造。
後に続く、メカ化シリーズの第一号。主に頭部・鼻先・胸部、そして両腕と両脚がプロテクターに覆われているのが最大の特徴。                                                      武史自身が「強度や性能も今までとは比べ物にならないくらいグレードUPされている」と豪語する様に、更に戦闘的なものになっている。このメカ化による怪獣の再登板は制作サイドのコスト節約的な側面とシナリオ上の敵側の強化を見事に両立している。

後のアニメに繋げた関連作品

電光超人グリッドマン 魔王の逆襲

テレビシリーズ終了後、雑誌「てれびくん」に連載されたフォトストーリー。

カーンデジファーの弟「ネオカーンデジファー」が出現。                                          再び直人がグリッドマンと融合し、現実世界で戦うが、善戦虚しく敗北。

そこへ改心した武史がグリッドマンの弟である「グリッドマンシグマ」融合。                                  一緒に戦うというストーリー。

何故、二大ヒーロー物になったか?というと、タカラのグリットマンの担当が「サンダーグリットマンとキンググリッドマンが一緒に並び立つ姿が見たかった」という、中々にロマン溢れる考えの持ち主だった事が起因して、この企画が持ち上がった…らしい。

シグマもグリッドマンと規格が同じなので、                                                    サンダー・キングのどちらとも合体出来る。

スーパー・ヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド

日本で放送された翌年、アメリカで人物パートのみを新規撮影し、物語を再編集した輸出スーパー戦隊のパワーレンジャーの様なアメリカ版グリッドマンが放映されていた。

パワレンの例に漏れず、アメリカの高校が舞台となっており、                                          人物パートは“アマチュアバンドを組んでいる高校生3人組(主人公サム・コリンズは彼女持ちのリア充)”というように完全に一新。

主要キャラがコンピューターワールドに乗り込んでアシストパーツを操縦する他、かなり説明不足で唐突な展開が多いのも特徴である。

最終話も緊張感が無く、数少ない共通点は、キロカーン(カーンデジファー)と武史ポジションのマルコム・フリンクぐらいなものだったりする。

ただし、本編は53話と本家よりも長く続いてたりする。                                                 一部のキャラクターの名前が後発の作品に引き継がれた。                                                             また、タイトルを略すると、SSSSとなるが……?

電光超人グリッドマン boys invent great hero

2015年1月、                                                          「日本アニメ(ーター)見本市」の第9話として配信された短編アニメーション。

アニメーション制作はTRIGGER。                                                      監督はグリッドマンの本放送から再放送まで欠かさず見たという雨宮哲。                                       キャラクターデザインは芳垣祐介。

「電光超人グリッドマン 魔王の逆襲」を下地に、本編から22年後の世界で大人に成長した、藤堂武史(CV:山寺宏一)が、ガラクタの山に放棄されたジャンクから映し出される過去の激闘を映像と共に振り返るストーリーとなっている。

短いながらも見所が多く、TVシリーズのEDの「もっと君を知れば」をBGMに…

  • 当時の雰囲気を再現したグリッドマンのぐんぐん巨大化カット。
  • ロボットアニメの如く合体変形、ガオガイガーのブロウクンマグナムの如くゴッドパンチをダイナミックに放つゴッドゼノン。
  • ゴッドゼノンがグレートダッシュを彷彿させる分離から非常に格好いい合体シーンを見せてからシノビラーを撃破するサンダーグリッドマン。
  • ドラゴンフォートレスから変形、最後にTV版で見せた薄っぺらい感じの巨大演出を見せるダイナドラゴン
  • キングエクスカイザーが如く合体してキンググリッドビームでベノラを撃破するキンググリッドマン。
  • TV版では実現出来なかった、Kグリッドマンがドラゴニックキャノンを装備して、巨大カーンデジファーに向かって格好良く発射する姿。
  • それが弾かれてしまい逆にKグリッドマンのパーツを壊されてしまうも、その後もハイスピードアクションで戦うグリッドマン。
  • 武史の右腕に光が集まり、アクセプターが装着された時に流れる、ばあやと飛ばした紙飛行機の回想シーン
  • TV版のOP「夢のヒーロー」をバックに武史がグリッドマンシグマに変身。                                ウルトラマンガイアばりの着地を披露し、スタッフロール。 

この企画の都合上、本家の声優(俳優)陣の出演は出来なかったもののアニメという媒体を最大限に利用して勇者シリーズをリスペクトしつつ、本家特撮版の小ネタ満載の内容で評判は上々である。                              これを期にファンの間には本格的なアニメ化という期待が募り—―

to be next page. 01-3 https://no-value.jp/column/31036/

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