これから私が昔好きになった曲を紹介してみようと思います。
一つはL’Arc~en~Cielの風の行方
二つ目はHYDE氏ソロのSEASON’S CALL
風の行方
この曲はL’Arc~en~CielのTierraというアルバムの8曲目に収録されている曲です。
発売された時期は今から28年前の1994年になります。
この曲はシングルでは発売されていない隠れた名曲で、私も好きな曲の一つで、今回はこの曲を紹介できたらいいなと思います。
L’Arc~en~Cielの曲調は初期、中期、後期で大分印象が変わるのですが、VoのHYDE氏が結婚した時辺りから段々曲調が変わってきました。
私は初期の頃の曲調が好きです。
どんな特徴があるかというと、曲は明るいのに歌詞は切ない。
そんな曲が多い印象です。
風の行方を挙げると、曲はバラード調。歌詞が秀逸で、読んでいてHYDE氏の感性の深さが窺がえます。
こんなフレーズがあります。
“麗らかな 空に囲まれ 少し窓を 開けた休日
頬づえを ついた 私に届く 風は 次に誰を訪ねるのだろう
あわただしく 過ぎゆく 毎日も 今日少しだけ 緩やかに
退屈で 本から 落ちたのは あの 時から止まったままの笑顔”
この「退屈で本から落ちたのはあの時から止まったままの笑顔」
写真か何かを比喩した表現だと思うのですが、HYDE氏の書く詩は美しく、比喩も綺麗で心に響きます。
この曲の詩を全部読んで見ると、窓辺にたたずんでいた時にたまたま過去の思い出の写真を見てしまい、感傷に浸った。その情景は今でも鮮やかに蘇り、いつまでも心の中にこだまし続ける。要約するとこんな内容になっています。
SEASON’S CALL
2曲目はSEASON’S CALLです。
今から16年前2006年に発売された楽曲。
HYDE氏がソロ活動を始めた第三弾の時の楽曲です。
歌詞が情熱的な印象を受けます。
こんなフレーズがあります。
“いつも 身体中を 君が駆け巡り 溢れそう
だから 怖く無いよ 明日も
Because I always feel you in me”
このフレーズは最初のサビの部分の詩なのですが、情熱さを窺がわせます。
全体的には、現実に抗いながらも君の影響で乗り越えられる。そして、あの季節が僕を呼んでいる。いつも君を感じているから。
要約するとこの様になるでしょうか。
私が感じたこと。
私はこの2曲をお風呂に入っている時や、車に乗っている時に時たま歌うのですが、歌詞が倒置法になっていたりで、詩を見ながらじゃないと中々感情を込めにくい印象があります。また、SEASON’S CALLは累計で2000回以上は聴いたのですが、12年前位に以前働いていた職場に行く前に必ず一回は歌っていました。
なので、この曲を聴くと当時の事を思い出しては懐かしさを感じています。
そして、歌の難しさもあるのですが、HYDE氏特有のファルセットがまた難しさを増している印象です。
余談ですが、LA’rc~en~Cielを知ったのは96年なので、2022年の現在、26年も経つ事にまず驚きを隠せません。私が思春期に良く聴いた曲なので懐メロ的な意味合いもあるのですが、LA’rc~en~Cielや特にHYDE氏の存在は特別に感じます。
ファンとしてこれからもガンガン活動して欲しいと思います。
以上。2曲紹介しました。
正直年代的にかなり昔の楽曲ばかりなので、ここをご覧になっている方々の心に響くかどうかは分かりませんが、気に入って頂けたら幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。