LATER SEQUELS SERIES #07
2023年2月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
スーパードクターK(1988~1996)
Doctor K(1996~1998)
K2(2004~)
Continuation from last page. 07-1 https://no-value.jp/column/35497/
概要・2
ドクターKの遺志…!!たしかに俺が受け継いだ!!
『K2』(ケーツー)は、真船一雄による日本の漫画。原案協力は中原とほる。 医療監修は原田知幸。講談社刊行『イブニング』にて2004年11号より連載中。1988年から1998年まで『週刊少年マガジン』にて連載されていた『スーパードクターK』シリーズ(以下、前作)の続編である。
前作の主人公・KAZUYAの一族の分家筋にあたる医師・神代一人。
彼による途絶えてしまったドクターKの称号の継承。前作でも既に登場していたKAZUYAのクローンである少年・黒須一也が一人の元で新たな時代のドクターKへと成長していく話の二つを軸に、KAZUYAの死から5年が経過した2004年からストーリーは始まる。
その為、前作のキャラクターが脇役として登場することも少なくない。
一方でKAZUYAが生前に当時の医療では根治が難しかった難病患者に対し、診察券の代わりに渡した10本のメスにまつわる話も序盤には盛り込まれている。
KAZUYAが活躍していた前作の時代と比べ、現代医療がどれだけ進歩したか、という点に焦点を当てられることが多い。
劇中の時間経過は現実のそれに則している為、レギュラーの登場人物は物語の進行に伴って、加齢・成長し、前作の最終話エピローグ(2018年)とも繋がる様に作られている。
また、前述の現代医療の進歩を作中世界に反映させている。
あらすじ・2
2004年3月、無医村に西海大学病院から医者として派遣された富永研太は無資格医として医療行為を行うマントの男(神代一人)と邂逅する。富永と行動を共にしていた警視庁の岡本が道中で大怪我を負うも、彼への処置の痕跡すら残さない、一人の鮮やかな医療処置に富永は驚愕する。
医療技術・風貌からマントの男はドクターK(KAZUYA)と呼ばれる人間ではないかと考えた岡本・富永はKAZUYAの妹であるKEIの元へ向かうが、5年前にKはすでに亡くなっていることを知る。
正体を確かめるため、岡本・富永・KEIは、もう一度村に向かう。そして一人の手術を見たKEIも高度な医療技術に兄の姿を重ねる。
その後、3人は村で数百年前から行われている臓器移植を目の当たりにし、KEIは一人がK一族の影の系譜に属していること、K一族を影から見守る存在であることを知る。一人の存在を知ったことで、K一族の系譜が途絶えてしまっている現状を憂慮しているKEIは一人を表舞台に出し、Kの称号を引き継いでもらうことを画策する。
一人は特例での医師免許発行として難易度の高い手術を試験に課されるが、KAZUYAの旧知である高品・朝倉にKの再来と言わしめるほどの衝撃を与えつつ手術に成功し、正規の医師として表舞台で活動していくこととなる。同時にKAZUYAの時代では完治させることができなかった患者のもとを訪れ、治療をしていき、ドクターKの後継者としての評価を高めていく。
to be next page. 07-2 https://no-value.jp/column/36792/